脳ガンとの闘い
訃報が入ってきました。
現地2019年9月6日、元カージナルスの外野手兼1Bで2006年のNLCSで活躍したクリス・ダンカン選手がお亡くなりました。 死因はbrain cancer(脳ガン)。
まだ38才。
頭部手術後もラジオホストを務めるなど明るく、楽しいキャラクターの人でした。
クリス・ダンカン選手とは
1999年アマチュアドラフト1巡目(全体46位)でカージナルス入り。2005年、24才の時にメジャーデビュー。
2005年から2009年までメジャーに在籍(ずっとカージナルス)。
メジャー5年で389ゲーム、打率.257、OBP .348、SLG .458、HR 55、RBI 175、二塁打55。
2006年8月NLルーキー・オブ・ザ・マンス、2006年8月20日週のNL プレーヤー・オブ・ザ・ウィーク。
父はカージナルスでピッチング・コーチを務めたことのあるデイブ・ダンカン(Dave Duncan)、兄はシェルビー・ダンカン(Shelley Duncan 39才)。
兄は岩村にダーティー・スライをしたシェルビー
ちなみに兄のシェルビー・ダンカンは2008年のスプリングトレーニングで岩村選手にダーティー・スライディングをしたあのFワード選手です(嫌なことを思い出させて申し訳ありません。あの動画のリンクはつけておりません)。
結局、兄は実力のない選手でした。スポーツマンシップに欠けるメンタルでは致し方ないところです。
なお、弟さんはGood Manです!
カージナルスのWS優勝に貢献
クリス・ダンカンはメッツとのNLCSで活躍。2勝2敗のタイで迎えた Game 5で中盤6回にカージナルスに流れをぐっと引き寄せた代打HRを放ち、WS進出に王手をかけさせたのでした。
2006年ワールドシリーズでは二塁打1本を放っています。
チームメイトに田口選手
そして田口選手とも同僚でした。
ご冥福をお祈りします。
お読みいただき、ありがとうございました。
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