エドウィン・ディアスが打たれる!
どこまで行くのか?と思われたニューヨーク・メッツの連勝ですが、現地2019年8月11日、「8」でストップしました。
止めたのはナショナルズ。同地区ライバルのミラクルをそのまま看過できませんでした。
とは言え、前日の10日のゲームの8連勝目の盛り上がりはすごかったですね。
メッツは直近17戦15勝!
7連勝-1敗-8連勝-1敗。
この日までのメッツの勝敗記録です。とくに8連勝目の勝利たるや、大変な騒ぎでした。
現地2019年8月10日、4-3でメッツがナショナルズを下したゲームのハイライトです。
デグロム、執念のセイフティーバント
現地2019年8月11日のナショナルズ@メッツのGame3ですが、ナショナルズがアニバル・サンチェス、メッツがジェイコブ・デグロムの先発。
メッツは初回に守備の連携が乱れて与えなくてもいいような3点を与えてしまいましたが、2回裏、ジェイコブ・デグロムのセイフティー・バントなどで3点を奪い返し、同点に。
TDL後にDFAとなった選手が活躍
このゲームですが、トレードデッドライン後にチーム事情でロスターを空けるためDFAとなった選手が煌きました。
ジョー・パニック(NYM)
ジャイアンツがスクーター・ジェネットをレッズから獲得したことによりDFAとなりメッツがサインした、かつてのGG賞内野手、ジョー・パニック(Joe Panik)がメッツ移籍後に初打点。3回裏の3点の1点目がパニックのシングルでした。
ブラッド・ブラック(NYM)
カブスからDFAとなり、メッツが獲得した右腕のブラッド・ブラック(Brad Brach )は3番手として6回に登板。ブライアン・ドージャーを抑えました。
アズドルバル・カブレラ(WSH)
レンジャーズをDFAとなり、ナショナルズがサインしたアズドルバル・カブレラ(Asdrubal Cabrera)は6番2Bで登場。「あれ?こんなに豊かでしたっけ?」というくらい少し体重が増えていたのには驚きましたが、7回表に勝ち越しとなる2点タイムリーダブルを打ちました。
DFAになったものの、上位争いのゲームに出場している彼らは生き生きとして見えました。
メッツは7回裏にマイケル・コンフォートの犠牲フライで4−5と1点差まで詰め寄りました。
エドウィン・ディアスが打たれる
メッツのこの快進撃をゲーム後半で支えたのは明らかにセス・ルーゴ(Seth Lugo )。90マイル後半のファストボールをビシビシ決めて、相手の流れを断ち切っておりました。
ところが、前日のゲームで2イニング投げたセス・ルーゴはこの日は登板回避日。セス・ルーゴはよほど球数が少なければ連投もしますが、基本的には最低でも中1日を空ける必要のある投手。それだけ剛球を投じているとも言えます。
この日は1点ビハインドでしたが、9回のマウンドにエドウィン・ディアスを起用。今季は6敗を喫しており、救援失敗のケースが多いです。
メッツとしてはもう彼を出すしかなかったワケですが、結果、この日も失敗に。
ディアスはランナーを1人出しつつも2アウトまで取っていたのですが、ビクター・ロブレスに手痛い一発を浴びてしまい、7-4 に。
この2ランHRをさすがのメッツ打線も裏の攻撃でひっくり返せませんでした。
フアン・ソトが右足首捻挫
7回表、ランナーに出ていたフアン・ソトが三塁ベースをオーバーランした際に動けなくなりました。右足首を捻挫したようで、ゲームを途中退場しています。
症状が重いのかと心配になりましたが、Day to Dayのようです。2、3日は休んだり、代打での起用になるかもしれませんが、大事に至らずよかったです。
メッツはこの後、ブレーブス戦
ナショナルズとの直接対決を終えたメッツは13日から敵地に乗り込んでのブレーブス3連戦。ここ正念場ですね。
メッツが頑張らなければ、このまま8月にもブレーブスにマジックが灯るかもしれません。
ナショナルズはこの後、休みなしの12日からレッズ3連戦。1日置いてブルワーズ3連戦。そしてパイレーツ4連戦、カブス3連戦と続きます。
どうしてこの時期に中地区シリーズが当てられているのかよくわかりませんが、まあ交通の便はいいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント