METS: 7連勝-1敗- 4連勝
メッツの勢いが止まりません。
現地2019年8月5日は地元シティ・フィールドでマイアミ・マーリンズとのダブルヘッダーだったのですが、Game1ではジェイコブ・デグロムが登板し、6-2で勝利。
Game2は終盤までもつれるも、ルーキーのピート・アロンソが決勝のHRを放ち5−4で競り勝ち。
メッツはこの日で一気に借金を返済。貯金1となりました!
Game1:デグロムが投打で活躍
2019年8月5日のGame1ですが、ジェイコブ・デグロム(Jacob deGrom )が7回を被安打5、失点2、与四球1、奪三振8、被本塁打1でクオリティー・スタート。7勝7敗まで持ってきました。ERAは2.77。
デグロムは4回、満塁の場面で打席が回り、センター前にクリーンヒット。自らを助ける2点タイムリーを放ち、4−1とリード。メッツは5回にもJ.D.デービスの犠牲フライなどで2点を追加し、最後はエドウィン・ディアスが締めて6-2で勝利しました。
Game2: ピート・アロンソが決勝の35号HR
ゲーム2のマーリンズ先発はオールスター投手のサンディー・アルカンターラ(Sandy Alcantara )。メッツにとって簡単ではない投手ですが、初回にマイケル・コンフォートのタイムリーで2点を先制。
4回表、メッツ先発のウォーカー・ロケット(Walker Lockett )がつかまり、3連打で1点(2-1)。5回にはカーティス・グランダーソンのタイムリー・ダブルなどで3点を奪われ逆転を許します(2-4)。
このままでは終わりそうもないというお客さんの予感もあり、流れは完全にはマーリンズに傾いていませんでした。
7回裏、メッツは先頭のJ.D.デービスがソロHRを放ち3−4に。2アウト後、マイケル・コンフォートがライトへソロHRを放って4−4のタイに。
つづくピート・アロンソがBack to BackとなるソロHRをレフトに放ち5−4とついに逆転。
8回、9回のマウンドをセス・ルーゴがパーフェクトに抑え、メッツが5−4と逆転勝利。ついに貯金1となったのでした。
強い!
メッツの順位
現地2019年8月5日時点でのナ・リーグ東地区の順位です。
ナ・リーグ東地区(現地2019年8月5日)
- 1 ブレーブス:66−48
- 2 フィリーズ:59−53
- 2 ナショナルズ:59−53
- 4 メッツ:57−56
- 5 マーリンズ:42−69
ご覧の通り、2位タイのフィリーズ、ナショナルズにあと1勝差。勝率差なので負け数の多いメッツがすぐに2位に上がるワケではありませんが、もう背中が見えている状態。
そしてワイルドカードの順位ですが、こちらもフィリーズかナショナルズのどちらかを捉えれば、2位圏内あるいは1位枠に入りそうな勢いです。
ワイルドカード(現地2019年8月5日)
- フィリーズ:59−53
- ナショナルズ:59−53
- カージナルス:58−53
- ブルワーズ:58−56
- メッツ:57-56
- Dバックス:56−57
- ジャイアンツ:56−57
記者との揉め事があった頃はどん底
メッツのキャラウェイ監督とジェイソン・バルガスがクラブハウス内で記者との揉め事を起こしたは現地2019年6月23日。
この頃のメッツはまさにどん底で、1つ勝っては2つ負けというペースでなかなか思うような試合展開になりませんでした。そしてクラブハウスの揉め事があってからは7連敗。
ワゲネンGMと現場の温度差がかなりある状態でこれはもうシーズン途中でGMが監督を交代させて、シーズン終了後にGMがオーナーから馘首されるパターンかと勝手に思っておりました。よって、トレードデッドラインも「売り」に入ると予想しておりましたが、先発投手の需要を武器にまさかの買いに走ったのでした。
マーカス・ストローマンを入れたローテーションはさらに強固となり、この12戦11勝につながったのでした。
本当にわからないものです。
A・ロザリオ、M・コンフォート、J・マクニール
打線ですが、現地2019年8月5日までの直近7試合の打率はアーメッド・ロザリオ(Rosario, A)が.400でナ・リーグ全体でも1位。
同じく直近7試合のHR数ではジェフ・マクニール(McNeil, J)が4HRでブレーブスのアダム・デュバルと並んでナ・リーグ1位。
現地2019年8月5日までの直近30試合のHR数はメッツ内で行くと、マイケル・コンフォート(Conforto, M)とジェフ・マクニールが7本ずつ、ピート・アロンソとロビンソン・カノー(IL入り)が6本ずつ。
直近30試合のメッツ内での打率は、ロザリオが.366、J.D.デービス( Davis, J)が.365、マイケル・コンフォートが.303、ロビンソン・カノーが.287、ジェフ・マクニールが.278。
ロビンソン・カノー(Cano, Robinson (2B))は左ハムストリングスを傷め、8月5日付けで10Day ILに入ってしまいましたが、アーメッド・ロザリオ、マイケル・コンフォート、ジェフ・マクニール、ピート・アロンソ、J.D. デービスと非常に当たっている選手がレギュラーで5人を占めているというのはやはり強いですね。
メッツ、どこまで行くのか見てみたいと思います。
野球の原則としては投手、しかも先発がよいチームが最終的には上に行くはずなのですが、どうなるでしょうか。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント
6月のころはシーズン前の「ナ東がもっともホット」という空気はどこかへ消えてしまっていましたがNYM PHI WSHがワイルドカードを2枠占める可能性も充分に出て来ましたね
irolyn様
コメントありがとうございます。
>シーズン前の「ナ東がもっともホット」という空気はどこかへ
そうですね。オフのFA争奪戦はライバル心むき出しでしたからね。特にPHIとNYM(笑)
>NYM PHI WSHがワイルドカードを2枠占める可能性も
はい。おっしゃるとおりです。結局アツくなってきました。オフにおとなしかったブレーブスがひょいひょいと雲の上に行ってしまいましたが、この3チーム、ときにWSHとNYMが盛り返してきたのがより面白くしています。
メッツの盛り返しだけは本当に信じられない思いです!
コメントありがとうございました。またご訪問なさってください。ありがとうございました!
昔からアトランタfファンですが、ニューヨークはヤンキースより断然メッツです。
ありちま様
コメントありがとうございます!
濃いMLBファンとお見受けしました^_^
ブレーブス強いですね!
メッツはたまに熱狂させる何かをやってくれるところがありますよね!中毒的な何かをやってくれます。
コメントありがとうございました。またご訪問して下さい!