素晴らしい投手戦でした。
現地2017年10月8日のヤンキースVSインディアンスのALDS Game3は、ヤンキース、田中投手、インディアンス、カルロス・カラスコがともに素晴らしいピッチングを披露。
カルロス・カラスコも本当によかったのですが、この日は田中投手のピッチングに賞賛の集中させたいです。
序盤から本当に息詰まる投手戦で、初ヒットは両軍それぞれ4回まで出ませんでした。
インディアンスは4回表、1アウト後にジェイソン・キプニスが3塁打で出塁。先制のチャンスを迎えますが、ここは田中投手が例の集中力をみせ、2者連続三振で後続を打ち取りました。
ヤンキースはその裏、ディディ・グレゴリアスにヒットが出るも、得点には繋がらず。カルロス・カラスコがチャンスを広げさせませんでした。
6回表、田中投手は先頭打者にヒットを許すも、ここも後続を打ち取り、味方打線の援護を待ちます。
6回裏、ヤンキースは大チャンスを迎えます。ガードナーのゲッツーでチャンスが潰えたかと思えたのですが、フォアボールとヒットで満塁のチャンスを迎えます。
しかし、ここはスターリン・カストロも肩の力が入ったか、ポップフライを打ち上げて無得点。
田中投手は7回まで投げ、被安打3、無失点、与四球1、奪三振7の圧巻の投球。
カルロス・カラスコは6回途中、被安打3、無失点、与四球3、奪三振7。
田中投手の好投が味方の得点を呼び寄せたのが、カルロス・カラスコがすでにマウンドを降りた7回裏。
ちなみに、田中投手は7回表、先頭のホセ・ラミレスに粘られ、10球を投げさせられましたが、根気強く打ち取りました。本当にこのピッチングがさらに味方の援護を呼び寄せたと思います。
インディアンスは6回裏の満塁のピンチから前年のポストシーズンに大活躍したアンドリュー・ミラーをマウンドに送っています。元ヤンキースですね!
しかし、アンドリュー・ミラーは7回裏の先頭打者、グレッグ・バードに痛恨の一発をライトスタンド奥深くに叩き込まれます。
ちょっと甘かったですね。失投もこの1球くらいしかありませんでした。
ヤンキースは8回にロバートソンを送るも、1アウト後に四球を与えたところで、抑えのアロ
ルディス・チャップマンに交代。
チャップマンはイニングまたぎとなりましたが、1回2/3をまさにねじ伏せたという投球でインディアンス打線を完全に抑え込みました。
これでこのシリーズはインディアンスの2勝1敗に。ヤンキースの背水の陣は変わりませんが、この勝利がいい流れを呼ぶかもしれませんね。
Game4は一周回ったローテーションです。ヤンキースがルイス・セベリーノ、インディアンスがトレバー・バウアー。
ヤンキースは何に狙い球を絞るか、注目ですね。
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