カブス、60勝に到達
現地2019年8月2日からリグレーで始まったブルワーズ@カブスの首位争いのシリーズの3連戦。ここまでカブスが連勝。ブルワーズ戦スイープを目論み、カブスのマウンドに上がったのはダルビッシュ投手でした!
イェリッチに37号
先制点を奪ったのはブルワーズで、初回に3番のクリスチャン・イェリッチがアウトコース気味のカットボールを左中間まで飛ばすソロHRを放ってブルワーズが1−0。ブルワーズが幸先のよい先制点を上げました。
ブルワーズ・ハウザーは序盤に4失点
ブルワーズ先発はエイドリアン・ハウザー(Adrian Houser )。MLB3年めの26才で、開幕時は先発をしていましたが、途中からリリーフに。しかしここにきてブルワーズが先発不足となったことから再び先発のマウンドに上がる機会が増えています。
キラリと光るボールもありましたが、この日は5回を投げ被安打9、失点4、奪三振5。被本塁打2というのが響きました。
しかし、これからさらに期待できる投手かと思います。
ダルビッシュ投手、1失点8K
ダルビッシュ投手はこの日もナイスピッチング。ファストボールのMAXは97.4mph(156.75kmh)を計測。イェリッチ、ムスターカスなど左の好打者対策か、一番多く投じたのがスライダーでなんと55球もありました。
5回を投げて被安打5、失点1、奪三振8、与四球0、被本塁打1。初回にイェリッチに打たれた37号HRの1点のみでした。
8Kも奪ったので、球数が93に届いたので5回で降板となりました。
ダルビッシュ投手の後はレンジャーズ時代のチームメイト、デレク・ホランドが6回表の1イニングを無失点。
またこの日は3番手のタイラー・チャットウッドが7回表から最後まで投げきり、3回を1失点に抑え、カブスが7−2で勝利。
ダルビッシュに4勝目がつきました!!
J・ヘイワードが3安打
なかでもカブス打線を活発にしているのはリードオフを打つことが多いジェイソン・ヘイワード(Heyward, J)。
この日は5打数3安打、トリプル1、HR 1、RBI 3。
シーズン通算の打率は.276なのですが、ここのところやたら目立つなと思ったので調べてみますと、このゲームも含めた直近7試合の成績が25打数8安打、打率.320、OBP .370、SLG .680、HR2、RBI 4。
これはレギュラー陣の打率だとハビアー・バイエスの.333に次ぐ2位の成績。
1日のゲームからニコラス・カステヤーノスも入りましたし、いい刺激になっているのかもしれませんね。
トレント・グリシャム(MIL)
この日ブルワーズ打線のリードオフを打ったのは8月1日にメジャー・デビューしたばかりのプロスペクト、トレント・グリシャム(Trent Grisham)でした。
22才で2015年アマチュアドラフトのブルワーズの1巡目の選手。左投げ左打ちの外野手。
そのグリシャムはこの日4打数3安打、1打点と活躍。ダルビッシュ投手から先頭打者シングルを放っています。これがメジャー初ヒット。
2打席目は三振、3打席目に再びシングル。
さらに8回にはタイラー・チャットウッドからメジャー初HRまで放ちました。
またいいのが出てきましたね。
マルドナード放出後、コントレラスがILに
カブスですが、前日のGame2で正捕手のウィルソン・コントレラスが右ハムストリングスを傷め10Day IL入りとなりました。
コントレラスは7月半ばに右足のアーチを傷め、正捕手のケガということでカブスは急遽、マルドナードを獲得しました。
しかし、ウィルソン・コントレラスはILには入らず、マルドナードを飼い殺したような形に。
半月後、カブスはマルドナードをアストロズへトレード。
そのトレードが決まった3日後、ウィルソン・コントレラスが右ハムストリングスを傷めたのでした。
トレードに出した後で後悔するというパターンですね。
カブスのメイン・マスクはビクター・カラティニ(Victor Caratini )がかぶっています。
お読みいただき、ありがとうございました。
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