レベルの高い投げ合い
現地2019年6月15日のカブス@ドジャース戦はダルビッシュ投手とウォーカー・ビューラーがともに7回2ヒッターのピッチングを披露。
レベルの高い投手戦が繰り広げられました。
ダルビッシュ投手が10K
カブスに移籍して以来初めてドジャー・スタジアムのマウンドに立ったダルビッシュ投手。
ブーイングも浴びましたが、それにナイスピッチングで応えました。
チーム打率ナ・リーグ2位のドジャース打線を相手に10奪三振。いつも通り多彩な球種で、ドジャース打線を押さえ込みました。
ファストボールはMAX96.7mph(155.62kmh)を計測。
配球はカットボールが一番多かったようですが、空振りはファストボールの方が多かったのでいかにボールが伸びていたかということですね。
この日の捕手はヴィクター・カラティニ。彼とのコンビがいいみたいですね。
失点は4回裏、先頭のアレックス・ベルドゥーゴのHRによる1点のみでした。
ウォーカー・ビューラーは7回無失点
ドジャース先発のウォーカー・ビューラーは5回を終えてノーヒッター。4回にエラーでランナーを一人出しただけでした。
6回に連打を許したものの、被安打はこの2安打のみ。7回被安打2、無失点、与四球0、奪三振6。
ファストボールのMAXは98.3mph(158.19kmh)を記録。ファストボール系は常時96から97近辺をヒットしていました。
リッゾが決勝2ランHR
ドジャースが1−0でリードしたまま迎えた9回表、カブスはこの回からマウンドに上がったケンリー・ジャンセンからクリス・ブライアントが死球で出塁。初球でした。
そして迎えたアンソニー・リッゾ。
この日のジャンセンはコントロールが今ひとつでした。リッゾに対してもボール先行で0−2となった3球目、カットボールが甘く入ったファーストストライクを強振され、これが逆転となる2ランHRに。
ジャンセンはその後は3人で抑えましたので、交代直後の投球が悔やまれます。
リッゾに打たれたのはほぼ真ん中でした。
カブスは9回裏のマウンドに暫定クローザーのペドロ・ストロップを送りました。ストロップは2アウトからマンシーに四球を許し、ヒヤヒヤさせましたが、マット・ビーティーを三振に仕留め、ゲームセット。
2−1でカブスが逆転勝利を納めたのでした。
これでこの4Gameシリーズの結果はカブスの1勝2敗に。カブスは残り1試合、なんとかタイに持ち込みたいですね。
キンブレルの情報
カブスはブルペンのカール・エドワーズ・ジュニアが左胸郭を傷め、10Day IL入り。
いち早いクレイグ・キンブレルの合流が待たれます。
キンブレルはアリゾナでの調整も順調。すぐにトリプルAに上がります。早ければ、これは推測でうまく行った場合の最速のパターンですが、17日から始まる週にもメジャーに上がってくるかもしれません。
カイル・ヘンドリクスのIL入り
ローテーションの重要な一角であるカイル・ヘンドリクスが右肩の炎症で10Day ILに。
今回の好投でダルビッシュ投手にかかる期待は大きくなりそうです。
アドバート・アルゾレイのコールアップ
また、カブスは近々トップ・プロスペクトのアドバート・アルゾレイをデビューさせそうです!
お読みいただき、ありがとうございました。
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