J・ドナルドソンが激昂
現地2019年6月10日、パイレーツ@ブレーブス戦で両軍のベンチが空になる一触即発のトラブルがありました。
初回に発生
トラブルが起こったのは1回裏。
2番のダンスビー・スワンソンが2塁打で出塁し、4番のジョシュ・ドナルドソンに打席が回った時に起こりました。
その1球目。インコースのボールがユニフォームをかする死球に。
ファーストへ歩くドナルドソンと当てた方のマスグローブが言い合いとなり、両軍のベンチが空になる事態が発生。
派手な殴り合いはなかったものの、パイレーツは先発のジョー・マスグローブ、監督のクリント・ハードルが退場。ブレーブスはジョシュ・ドナルドソンが退場となりました。
双方、カチンと来た言い合い
まず、この2人に遺恨はなく、今回が初めてのトラブル。
言い分がもう双方ともに頭に来たというものでした。
ドナルドソンは死球は別に気に止めていないが、マスグローブがマウンドから降りて来て一言二言、言ってきたので「何なんだ!」となったと。
一方のマスグローブは当ててしまったことは事実だが、ドナルドソンがにらんできて、明らかに挑発的だったがゆえ、「何見てんだよ」となったと。
双方ともに死球後の数秒のやりとりが気にくわなかったようです。
パイレーツが大損害
1回2アウトで発生したこのトラブルで損を被ったのは明らかにパイレーツ。
ローテーション投手が不足する中、初回2アウトで先発投手がマウンドを去ったわけですから、この時点でパイレーツは不利でした。
緊急登板となった二番手のアレックス・マクレーは初回こそゼロに抑えたものの、2回から4回まで計8失点(自責点6)。
パイレーツ打線も3回にスターリン・マルテの3ランHRなどで途中1点差まで詰め寄りましたが、後半にもリリーバーが打たれ、計13失点。
13-7でブレーブスが勝利しました。
マスグローブはキレてはいけませんでしたね。これはチーム内でもペナルティがあるかもしれません。
ブレーブスは首位に
4連勝となったブレーブスはシーズン通算37勝29敗とし、フィリーズと勝率で並び、首位に。
フィリーズが調子のいいダイヤモンドバックスと対戦している間に、単独首位に躍り出たいところです。
2019年6月11日はブレーブスがフォルティネビッツ、パイレーツがクリス・アーチャーの投げ合いです。
ナ・リーグ東地区の争いも楽しみになってきました。
お読みいただき、ありがとうございました。
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