B・ウッドラフはもう”二刀流”の認定で
やっぱり投手が打席に入るのは面白いです。
現地2019年5月26日のフィリーズ@ブルワーズ戦!ポストシーズンを彷彿とさせるカードですが、この面白いシリーズのGame3で、ブルワーズ先発のブランドン・ウッドラフが野球少年のような活躍を見せました!
ブルワーズ地元のミラー・パークでの開催ということで大いに盛り上がりました。
この3連戦はフィリーズが2連勝中
現地2019年5月24日(金)から始まったこのシリーズは、Game1はアンドリュー・マッカッチェン、リース・ホスキンスらの活躍でフィリーズが中盤にパワーで押し切り、6-4で勝利。
25日のGame2はジェイク・エアリエッタとジョーリス・チャシーンのエース同士の対戦をまたしてもマッカッチェンとホスキンスらの活躍ででフィリーズが打ち勝ち、2連勝。
フィリーズがスイープするか?という状況のGame3でした。
Game3はウッドラフとエフリン
26日のGame3はブルワーズがブランドン・ウッドラフ、フィリーズがザック・エフリンの先発。
ブルワーズ、5回終了時で7−0の猛攻
ゲームは立ち上がりこそおとなしかったものの、3回にブルワーズのベン・ギャメルにソロホームランが飛び出して以降、ブルワーズが打線が爆発。
中盤に一気に7得点し、ザック・エフリンを攻略しました。
イェリッチ、21号
5回にはクリスチャン・イェリッチに今季21号のHRが飛び出しました。
イェリッチはこのペースだと63本打つ計算になるらしいです!!
B・ウッドラフ、フィリーズ打線を8回1ヒッター
よかったのはブランドン・ウッドラフですね。
ファストボールが走っていました。ウッドラフは本来、2シーム、スライダーと横のムービングで勝負する投手ですが、この日はベースとなる4シームがとりわけ走っておりました。
MAXは4シームの99mph(159.32kmh)。
2シーム、4シームともにアベレージで96mph(154.49kmh)をコンスタントに叩き出しておりました。
4シームが43球、2シーム、チェンジアップ、スライダーがそれぞれ19球、16球、19球という配分。まっすぐ中心の組み立てでした。
リードしていたヤズマニ・グランダールも強気でしたね!
あのフィリーズ打線を1安打、10奪三振ですから大したものです。しかも当たっているマッカッチェンやホスキンスを抑えての投球は素晴らしかったです。
打っては2安打、2打点
そのブランドン・ウッドラフは打撃でも活躍。
4回には2アウトでランナー2塁の場面でタイムリー2塁打で1打点。
さらに5回にはノーアウトランナー1・2塁で打席に入り、タイムリーシングルで2打点目。
ウッドラフは3打数2安打、2打点。そのウッドラフの活躍の動画です。
ウッドラフは今季10安打目!
なお、この日の2安打により、2019年のブランドン・ウッドラフの打撃成績は27打数10安打、うち2塁打が3本、打点が4で、打率が.370、OBPが.393、SLGが.481と野手並みの成績となりました。
ウッドラフの打撃といえば、やはり2018年のポストシーズンの活躍が思い出されます。
ウッドラフは7勝目
この勝利で、ブランドン・ウッドラフは7勝目。ブレーブスのマックス・フリードらに並んでナ・リーグのハーラートップ・タイです。
先発の台所が厳しいところだったので、これはカウンシル監督も嬉しいでしょうね。
フィリーズはリアルミュートが欠場していたのですが、代わってマスクをかぶったアンドリュー・ナップがチーム唯一の1安打を放ったのでした。
ブルワーズは現地2019年5月27日からツインズと2連戦。いいチーム同士の対戦なのでこれも面白そうです。
フィリーズは28日から地元にてカージナルスとの3連戦です。その後、ドジャース、パドレスと西海岸遠征が入っています。
あらためて思ったのはやはりピッチャーが打席に入るのは面白いということですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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