メッツがビッグ・ネーム2人を獲得
現地2019年5月24日のトレードのニュースです。
ニューヨーク・メッツは24日(金)、マット・ケンプとアービン・サンタナとマイナー契約で合意しました。
マット・ケンプ獲得はセスペデスの怪我の影響
マット・ケンプ(Matt Kemp)は現地2019年5月4日にレッズからリリースされたところでした。
外野手の怪我が目立つヤンキースが獲得に走るか?とも思われましたが、現地2019年5月19日(土)に自身の牧場で右足首を骨折し、シーズン・エンディングのサージェリーとなったヨエニス・セスペデスの戦力の穴を埋める形でメッツが獲得しました。
M・コンフォート、B・ニモのIL入りも
さらにメッツはLFを守るマイケル・コンフォート(Conforto, Michael)が脳震盪でIL入り。25日には復帰予定ですが、左肩の違和感もありますので毎月のようにIL入りとなっている点も気がかりです。
そして、CFのブランドン・ニモ(Nimmo, Brandon )も首の凝りで5月22日付けでIL入り。
相次ぐ外野手の怪我の影響が出ており、ご参考までに24日のタイガースとのインターリーグでのメッツのラインナップです。
CFはカルロス・ゴメス(Carlos Gómez)。彼は実力がありながら年齢などの関係でシーズン前にマイナー契約でメッツに入りましたが、怪我人続出の影響で今ではゲームに出るようになりました。
LFはJ.D.デービス(J.D. Davis)。アストロズの二刀流と騒がれた選手ですね。
RFはラージャイ・デービス(Rajai Davis)。インディアンスのリビルドの一貫でメッツに来ました。
マット・ケンプは他選手のILからの復帰具合との兼ね合いもありますが、かなり厳しい競争にさらされているのは致し方ないところです。
ここは一つ、その抜群にすぐれた運動能力でゲームで活躍してもらいたいと思います。
アービン・サンタナもメッツへ
さらにメッツはアービン・サンタナ(Ervin Santana)も獲得。
アービン・サンタナは2月にFAとしてホワイトソックスとマイナー契約を結んでいました。
しかし、4月26日にDFAに。27日にはトリプルAに配属となったものの、29日にはFAとなっていました。そこをメッツが獲得したということです。
アービン・サンタナは2019年は3試合に先発、13.1イニングで0勝2敗、ERA 9.45。ちょっと結果が出ていなかったんですね。
ジェイソン・バルガスが左ハムストリングを傷め、IL入りとなっていたり投手はやはり消耗が激しいですから、ここは補強に走ったというところかと思います。
現地2019年5月24日時点で、フィリーズ、ブレーブスについでナ・リーグ東地区3位のメッツ。
ロビンソン・カノーもIL入りとなりやや勢いが落ちていますが、ここは新戦力で巻き返しをはかりたいところですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント