バーランダーが7回1アウトまでNO-NO
惜しかったですね!
現地2019年5月21日、アストロズのジャスティン・バーランダーが地元ミニッツメイド・パークで今季11度目のマウンドに立ち、あわやNO-NOという素晴らしいピッチングを見せてくれました。
過去2度のNO-NO
ジャスティン・バーランダーは過去2度ノーヒット・ノーランを達成。今回、達成すれば3度目となるところでしたが、残念ながらそうならず。
- 2007年6月12日 ブルワーズ戦
- 2011年5月7日 ブルージェイズ戦
8回12K
バーランダーは7回1アウトでNO-NOが途絶えたのですが、その後も集中力を切らすことなく、8回まで投げ抜きました。
降板時が101球だったので、もし記録が継続していたなら9回もマウンドに上がったと思われます。
8回、101球を投げ被安打1、失点1、奪三振12個。
すごかったです。
打ったのはホセ・アブレイユ
そのバーランダーの記録を途絶えさせたのは3番に入っていたホセ・アブレイユ。
1アウト後の初球の4シームでした。
悪いボールではなかったと思うのですが、ちょうどマットが振り切れる高さとコースになってしまいました。
バーランダー、チェンジアップを封印
12個の三振は今季さらに進化したチェンジアップを駆使したのかと思っていました。
ところが、この日はファストボールのキレがよく、101球中半分の50球が4シームでした。MAXは98.2(158.03kmh)でアベレージで96.6mph(155.46kmh)。
その他、スライダーが多めで33球、カーブが16球、そしてチェンジアップはなんと1球のみでした。
アブレイユに打たれた直後の打者、ウェリトン・カスティーヨを三振に斬ってとった1球のみです。
バーランダー、8勝目でハーラー2位
バーランダーは今年2月20日に36才の誕生日を迎えました。
まだまだファストボールは健在です。
ゲームは5−1でアストロズが勝利。バーランダーは今季早くも8勝目。
ヤンキースのドミンゴ・ヘルマンの9勝に次ぐ、ハーラー2位につけています。
またアストロズは今季33勝16敗でア・リーグ西地区首位を独走。現地2019年5月21日時点で2位レンジャースに8.5ゲーム差。
5月19日に10連勝が途絶えたものの、この勝利で2連勝となりまた勝ちが続きそうです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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