2017 AFL
マイナーのプロスペクトが集まって繰り広げられていたアリゾナ・フォール・リーグが終了し、MVPにアトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャが選ばれました!
このフォール・リーグでMVPを獲るというのは非常に名誉なことで、かつてここでMVPを獲った選手がその後どれだけ活躍しているかを見れば、プロスペクトにとって非常に重要なリーグということが言えます。
AFL MVP一覧
2016: グレイバー・トーレス(現NYY)・・・これから出てくる選手です。
2015:アダム・エンゲル(現CWS)・・・CF。2017年デビュー。
2014: グレッグ・バード(現NYY)・・・ALCSでのスライディングが問題になりましたが。
2013:クリス・ブライアント(現CHC)・・・もうスターですね。
2011: ノーラン・アレナド(現COL)・・・こちらも大スターです。
2010:ダスティン・アックリー(当時SEA)・・・期待していたのに何している!
など。
MVPを獲った翌年にその名がMLB中に轟くということになるケースが多いです。
AFLとは
ちなみにアリゾナ・フォール・リーグは東西に3チームずつ、計6チームにわかれて戦われます。混合チームでMLBは30球団ありますから、1チームあたり5球団が参加。
今回、ロナルド・アクーニャが所属していたチームはピオリア・ハベリーナズ。ブレーブス、レッドソックス、パドレス、マリナーズ、ブルージェイズが参加しています。
ハベリーナとは、スペイン語でイノシシの意味。英語ではペッカリー(Peccary)。アメリカ大陸にいるイノシシから取ったようです。
ロベルト・アクーニャはフォールリーグ23試合で打率.325、OBP.414、SLG.639、7HR、16RBIを記録しました。
アクーニャは、ベネズエラ出身の19才(間もなく20才)。当然、まだデビューしていません。右投げ右打ちの外野手で、2017シーズンはシングルAプラスのフロリダ・ファイアー・フロッグス→ダブルAのミシシッピ・ブレーブス→トリプルAのグイネット・ブレーブスに所属しました。
マイナーを垂直に経験できたことはよかったのではないでしょうか。また、このフォール・リーグで結果を残せたのはやはり首脳陣の素質の見方が誤っていなかったということになりますね。
来季、ブレーブスの外野に名を連ねるでしょうか?
注目ですね。(たぶん、マイナースタートかと思います。)
アクーニャだけでなく、ピッチャーでいいのもたくさんいました。
パドレスのアンドレス・ムニョス(Andres Munoz ※読み方がわかりません)にも注目です。速い!!
コメント
いやいや
今年はA+スタートで2A→3Aでフィニッシュです。
>いやいや
>今年はA+スタートで2A→3Aでフィニッシュです。
ご指摘ありがとうございます。それととともに、誤った記載を大変失礼致しました。
開幕は4月6日、A+のFire Frogs、5月9日にAA ミシシッピ・ブレーブス、7月13日以降、 AAAグイネット・ブレーブスでございました。
見識、恐れ入ります。
記事内訂正させていただきます。
ありがとうございました。