「令和」の始まりにふさわしい朗報
日本時間2019年5月1日、いよいよ令和の御代(みよ)が始まりました。
天皇、弥栄。
「令和」の初ニュースとして、マリナーズが日本にとっての朗報を発表しています。
イチロー選手が新ポジション就任へ
日本時間平成31年3月21日に現役引退を表明したマリナーズのイチロー選手。
引退後もシアトルでいつもと変わらないルーティンを続けていることが公共放送の特集で放送されておりましたが、その姿は現役生活そのもの。
もう現役を退いているので、「選手」と呼ぶのははばかられるかもしれませんが、もう馴染んでしまいましたし、そもそもイチローさんは選手時代と同じ生活を過ごしておられるようなので、当分は「イチロー選手」と呼ばせてください。
そして現地2019年4月30日、マリナーズはイチロー選手に新たな役割をお願いしたと発表しています。
”Special assistant to the chairman”
そのポジションとは、英語では下記の名称。
”Ichiro’s official title is special assistant to the chairman”
日本語では「会長付き特別補佐」というところでしょうか。
会長付き特別補佐で担う役割は?
イチロー選手が選手達に行うアドバイスは以下の通りです。
- ゲーム前ミーティングに参加
- ゲーム前、選手ともにフィールドへ(コミュニケーションで選手をほぐし、時には選手とともに動く)
- 2018年のチーム帯同の時と違ってBPやウォームアップなどには参加しない!!
- 特に以下のことにフォーカスしたアドバイスをメジャーあるいはトリプルAの選手に対して行う
- 外野守備
- ベースランニング
- ヒッティング
- GMや監督への助言も
イチロー選手はすでに現地2019年4月30日(火曜)のゲームから上記のような体制でチームに参加しています。
ユニフォーム、バッティンググラブ着用
30日火曜日の午後に球場に姿を見せたイチロー選手はまさにこれからゲームに向かうほどの準備ぶりであらわれた模様。
特別補佐ならラフなスタイルでグランドに出そうなものですが、そこがイチロー選手の違うところですね。
いつも通りに準備したいというのもあるでしょうが、いざとなれば選手とともに動けるようにしているということかと思います(これは推測でしかありません)。
スコット・サービス監督談
マリナーズのスコット・サービス監督はこのような談話を出しています。
“I will say he’s the first coach I’ve ever had coming into a coach’s meeting with batting gloves on,”
「彼はバッティング・グラブをつけてコーチ・ミーティングに参加した私が知る限り最初のコーチだ。」
マリナーズ、2位
現地2019年4月30日時点でマリナーズはア・リーグ中地区2位。
首位アストロズが17勝12敗に対し、マリナーズは18勝13敗。
得失点差ではアストロズが+27(132-105)で、マリナーズの+14(184-170)を上回っていますが、得点力ではアストロズの132に対しマリナーズが184と大きく上回っていますから、この打撃力に磨きをかけてもらいたいですね。
イチロー選手がアドバイスすることで、開眼しそうなのがスモールベースボールの実行。
とくに走塁で他クラブを圧倒する力を発揮できれば、波のある打撃に頼るよりは確実にチーム力が上がると思われます。
イチロー選手のコーチングに期待したいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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