フィリーズ、初回に怒涛の10得点
現地2019年4月16日、フィラデルフィアで行われたメッツ@フィリーズ戦でなかなか見られないシーンが出ました。
今オフ、補強でも競い合ったナ・リーグ東地区の両チームですが、このシリーズが今季の初顔合わせ。
前日の15日のゲームはメッツが9-6で勝利(スコア)。
そして第2戦は予想外の展開となりました。フィリーズがなんと初回に10得点を上げる猛攻。
ゲーム開始早々メッツの戦意をくじくには十分すぎる攻撃なりました。
10得点の模様
フィリーズの初回の10得点ですが、このような流れとなりました。
- マッカッチェン:SSエラーで出塁
- ジーン・セグラ:ダブルで1−3塁
- ハーパー:デッドボールで満塁
- リアルミュート:タイムリーダブルで2点先制。0アウト1、3塁
- スコット・キンガリー:今季初HR(3ラン)でフィリーズが5-0
- シーザー・ヘルナンデス:四球で0アウト1塁
- アーロン・アルテール:SSフィルダースチョイス 0アウト1、2塁
- マイケル・フランコ:3ランHR。フィリーズ8−0
メッツ先発のスティーブン・マッツが交代。ドリュー・ギャグノンへ。
- ニック・ピベッタ:三振
- マッカッチェン:ダブル 1アウト2塁
- セグラ:3Bゴロアウト 2アウト3塁
- ハーパー:四球 2アウト1、3塁
- リアルミュート:ダブルで2点追加 フィリーズ10−0
- キンガリー:SSゴロで3アウト
大崩れのマッツ、STでも
スティーブン・マッツが崩れましたね。確かにエラーで出鼻をくじかれたというのはあると思うのですが、ちょっと派手に崩れましたね。
スティーブン・マッツは過去のレギュラーシーズンではこのような大崩れはなかったものの、今スプリングトレーニングでは同じようなことがありました。
ナショナルズ戦で大崩れし、2回を投げて被安打7、失点8、与四球1、奪三振1、被本塁打4。単に気の持ちようくらいならいいのですが、1アウトも取れずというのがどこか傷めていないか心配になるほどの出来でした。
ともに2番手がロングリリーフ
ゲームの方はフィリーズ先発のニック・ピベッタは2被弾されながらも5回3失点でなんとかゲームメイク。
6回からはジェラッド・アイコフが4イニングを無失点に抑える好投でナイスリリーフ。
一方のメッツは初回の0アウトからギャグノンがロングリリーフ。5回1/3まで投げました。緊急登板だったので、6失点してしまいましたね。
メッツは初回の流れをとめることが出来ずに、14-3で大敗。
ライバル同士の対戦は1勝1敗に。
現地2019年4月17日行われるGame3ではフィリーズがジェイク・エアリエッタ、メッツがザック・ウィーラーの先発です。
ジェイク・エアリエッタは2勝1敗、ERA 2.25で好調。ザック・ウィーラーは1勝1敗、ERA 7.47とまだ本調子ではありません。
フィリーズ、この勢いで勝ち越したいところです。ナ・リーグ東地区はマイアミが出遅れていますが、上位4チームはまだまだ差がありません。
このゲームを終えてフィリーズが勝率の差で首位となっています。
お読みいただき、ありがとうございました。
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