イェリッチ、”MVP”コールを浴びる
2019シーズンが始まって以来、ずっと面白いゲームを演じ続けているのがミルウォーキー・ブルワーズだと筆者は思っています。
NLCSの再現となった現地2019年4月12日から14日までのドジャース3連戦も2勝1敗で勝ち越し。コーリー・クネイブルのトミー・ジョン手術で投手陣が手薄な中、本当にいいゲームをしていると思います。
投手陣は結構失点しているのですが僅差で勝利しているのは一重に打線の力。
その中の牽引者の一人がクリスチャン・イェリッチです。
LAD、STLと続く激しいシリーズ
ドジャースとの厳しい戦いを終えてすぐに、現地2019年4月15日からはカージナルス戦。
中地区のライバル同士の対戦ですからブルワーズは負けられません。そしてイェリッチのバットが火を吹きました。
ジャッキー・ロビンソンデーに3HR、7RBI
クリスチャン・イェリッチのこの日の成績は4打数3安打、3HR、7打点というもの。ヒットはすべてHRでした。
その3本をご覧いただきましょう。
1本目は2回裏。1回表にカージナルスに2点の先制を許し、0−2ビハインドの状況でブルワーズは打線が爆発。
マイク・ムスターカスのHRで1点差に迫った後、2本のタイムリーで同点、勝ち越し点を上げた後、ランナーを2人置いてのクリスチャン・イェリッチがリードを広げる3ランHR。スコアは6−2へ。
2本目はカージナルスに6-6の同点に追いつかれた直後の6回裏。イェリッチはランナー2人を置いてまたしても3ランHR。これで9−6と再度勝ち越し。
3本目は8回裏。先頭打者として打席に入り、この日3本目はソロショット。
肝心な時に打ったというのがすごいですね。
ランキングも上位
この日の活躍も含めて、イェリッチの打撃成績は、HR8本はリーグ2位、打率.354は60打数以上の選手の中で12位タイ(2位に3人、5位に4人、9位に3人がおります)。
RBI22はリーグ2位。OPS 1.233はリーグ4位。
イェリッチの場合は数字以上に内容がいいです。ここぞという時にことごとく結果を出しているのが乗りに乗っているところですね。
イェリッチ、本当に頼りになります。
ブルワーズ、打ち勝つ
ゲームの方は中盤に投手陣が失点したブルワーズが打線の底力でカージナルスを突き放したというゲームでした。
ヘイダー1失点
クローザーとして登板したジョシュ・ヘイダーはマーセル・オズーナに一発を浴び、2019年初失点並びに初被本塁打。
カウンセル監督にはヘイダーをほどほどに使ってもらいたいなと思います。調停3年の前につぶれては本人も泣くに泣けないでしょうから、なんとかやりくり上手でお願いしたいです。
キンブレル獲得はまだ結論が出ておりません。
お読みいただき、ありがとうございました。
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