26試合連続クオリティー・スタート
現地2019年4月3日、2018年サイヤング賞のジェイコブ・デグロムがすごいことをやってのけました。
被安打3、スコアレス、14K&1HR
マーリンズ相手に7回を被安打3、無失点、14奪三振の好投を披露。
しかも3回にマーリンズ先発のトレバー・リチャーズから、野手顔負けの素晴らしい辺りのHRを放つおまけつき。
もう手がつけられないほど良い状態です。
ゲームは終盤にあわててエドウィン・ディアスを投入するような状況になってしまいましたが、デグロムの勝ちはついたままゲームセット。
デグロムは開幕2連勝です。
クオリティー・スタートの意味とは
今回、デグロムは26試合連続クオリティー・スタートを成し遂げたと話題になっております。
そのクオリティー・スタートとはどういう意味なのでしょうか?
調べましたところ、こういう定義になります。
- 先発で6イニング以上登板
- 自責点(ER)が3点以下
先発投手としてのゲームメイキングをしたかどうかのわかりやすい目安でもあります。
デグロムはこのクオリティー・スタートを2018年5月18日のダイヤモンドバックス戦から現地2019年4月3日のマーリンズ戦まで連続して達成していることになります。
もちろん、途中敗戦投手になったこともあります。しかし、6イニング以上、3失点以下をずっと継続しております。
ボブ・ギブソンとタイに
この記録は元カージナルスのボブ・ギブソンが1967年9月12日から1968年の7月30日までの登板で記録した26試合連続クオリティー・スタートと並びました。
偉大な記録ですね。
ボブ・ギブソンの場合は26試合のうち、20試合が9イニング登板のコンプリート・ゲーム(完投)というすごい内容もついております。
ただ、野球の質が違う当時と今とはちょっと比較の対象にはならないとは思いますが、それでも当時のボブ・ギブソンの投球はバケモノ級ですね。
デグロム、もはやMLBの顔と言っていいような投球内容です。
デグロム、本当にすごいです。
追記:2019年4月10日
現地2019年4月9日、ツインズ戦に登板したジェイコブ・デグロム。
27試合連続クオリティー・スタートが期待されておりましたが、残念ながら、4回、失点6で記録達成ならず。被安打8のうち被本塁打3でした。
惜しかったですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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