トゥロ、無念の左ふくらはぎ痛
現地2019年4月3日、ヤンキースはまだまだ寒い地元ヤンキー・スタジアムで、タイガースと対戦。
気温の影響もあってのことか、「あなたはサイドラインに下がってはダメでしょう!頼むから怪我しないでくれよ」というトロイ・トゥロウィツキーが、左ふくらはぎを傷め、途中交代に。
復帰”TBD”のILへ
8番SSで先発出場したトロイ・トゥロウィツキーは2回の第1打席を2Bポップフライで終わり、その後3回の守備につきましたが、左ふくらはぎ痛のため4回の守備からベンチに。
ヤンキースはSSに2Bのグレイバー・トーレスを動かし、2Bにはタイラー・ウェイドが入れました。
トゥロウィツキー、なんとILに入ってしまいました。復帰見込みはTBD(To Be Determined=未定)です。
ディディ・グレゴリアスの復帰までは・・・
トゥロウィツキーは行われたウィンター・ミーティング中の現地2018年12月11日に突如、ブルージェイズからリリースされました。
足首や骨棘(こっきょく)など足の怪我が原因で2017年7月28日のエンゼルス戦以来、MLBのグランドに立っていなかったトゥロウィツキーを獲得したのはヤンキース。
2018年10月半ばにトミー・ジョン手術を行ったディディ・グレゴリアスが復帰する6月頃までSSを任せるつもりで獲得しました。
もっとも、トゥロウィツキーのサラリーの大半はブルージェイズが支払っているため、MLB最低年俸の契約で獲得できたというコスト計算もあります。
足さえ問題なければこのままヤンキースで復帰してくれたらと考えていたのですが、残念ながらまた違う箇所を傷めてのIL入りとなったのでした。
本来ならスケールの大きいSS
筆者はトロイ・トゥロウィツキーの豪快な守備と打撃が大好きで、応援している選手の一人なのですが、今回のIL入りでニューヨークでは居場所がなくなるのではないかと心配しています。
けが人だらけのヤンキース
ご存じの通り、ヤンキースはけが人のオンパレード。
このリストの中にさらにトゥロウィツキーが加わってしまいました。
【MLB移籍2019】アメリカン・リーグ東地区各クラブの移籍と戦力のまとめ
- ルイス・セベリーノ(RHP/SP):右肩痛。復帰は5月の見込み
- D・ベタンセス(RHP/RP):右肩痛。10Day IL
- C.C. サバシア(LHP/SP):右膝手術、心臓付近の手術経過の静観。4月中の復帰見込み。今季で引退を表明。
- ジャコビー・エルズベリー(OF):2018年8月に足底筋膜炎で手術。2019年中の復帰見込み
- ディディ・グレゴリアス(SS):2018年10月トミー・ジョン手術。2019年6月から7月頃か。
- ジョーダン・モンゴメリー(LHP/SP/RP):2018年6月トミー・ジョン手術。ASGブレークに復帰見込み。
- アーロン・ヒックス(CF):腰痛。
開幕には間に合いそう。4月中の復帰です。 - ジャンカルロ・スタントン:4/1上腕二頭筋痛。10Day IL。4月中の復帰を目指す。
- ミゲル・アンドゥハー(3B): 4/1右肩関節唇の断裂。手術見込みで復帰は未定。時間がかかりそうです。10-Day IL
ゲームの方はタイガースが2−1でヤンキースを下しております。
トゥロウィツキーは現在、精密検査の結果待ち。大した怪我ではないことを祈るばかりです。
そうでないと、このままリリースにもなりかねません。トゥロウィツキー、ぜひとも復帰して欲しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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