アクーニャはFA前にハッピー
現地2019年4月2日、すでにニュースが駆け巡りましたが、後々のために記載させておいてください。
アトランタ・ブレーブスが、チームの顔、ロナルド・アクーニャ・Jrと契約延長に合意しました!
延長前(2019年3月5日)の契約内容
ロナルド・アクーニャ・Jr.とブレーブスは2019年3月5日に1年/$0.56Mで合意していました。
2018年にデビューしたロナルド・アクーニャ・Jr.は今年1月の時点でのMLSタイムはまだ0.159年。調停3年、FA6年の資格を満たす前はほぼこのような金額です。
サイ・ヤング賞を獲得したブレーク・スネルも最終的には契約延長で年俸はアップしましたが、延長前の今シーズンの年俸提示は同じような金額。
クラブ側が活躍した選手のためにというよりは、FA資格を得る6年後の年俸高騰に備えているのと、長期契約を結ぶことでピークから少し下り坂に入る年齢の時にクラブを出て行ってもというそのような計算が働いている点があるのも事実です。
現在21才で12月が誕生月のロナルド・アクーニャ・Jr.の8年後というと、30才のシーズンということですね。
延長の内容
今回の延長契約の内容は2019年2026年までの8年間。その間に$100M(1億ドル)ということになります。
クラブオプションがついており、8年が過ぎたあとの2027年と2028年にそれぞれ$17M。
そして最初のクラブオプションが行使されなければ、$10Mのバイアウトが成立します。
【アクーニャのサラリー】
これは公表されている実払いの金額です。
- 2019: $1M
- 2020: $1M
- 2021: $5M
- 2022: $15M
- 2023: $17M
- 2024: $17M
- 2025: $17M
- 2026: $17M
- 2027: $17M (クラブオプション or $10Mバイアウト)
- 2028: $17M (クラブオプション)
2026年までの合計は$90Mですが、かりに2027年のクラブオプションが行使されなければ$10Mのバイアウトが入ってくるので、$90M+$10M=$100M。
2つのクラブオプションが実行されれば、バイアウトの$10Mはなくなるので、$90M+$34MなのでMaxで10年$124Mという大型契約です。
贅沢税上の計算は$100Mを8年で割った均等割の$12.5Mです。
ブレーブス、いい決断だったと思います。
ダンスビー・スワンソンも延長してもらいたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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