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【MLB2018】レイズのK・キャッシュ監督、投手をワンポイントで1Bへ

トレードの噂が騒がしくなってきました。マニー・マチャドのトレードの噂も出ています。ジェイコブ・デグロムのトレードもなんだか現実味を帯びてきている模様。

ケビン・キャッシュ監督の知恵

現地2018年6月26日、レイズVSナショナルズ戦で、レイズのケビン・キャッシュ監督がまたやってくれましたよ!

イオバルディVSシャーザー

このゲーム、先発がネイサン・イオバルディとマックス・シャーザー。両先発とも非常によかったです。

シャーザーは7回を1失点。イオバルディーは6回でマウンドを降りたのですが、被安打1、無失点、奪三振9という内容で、しかも6回の2アウトまでノーヒッターという素晴らしい内容。

イオバルディー、よかったです。

レイズは初回、シャーザーからシングル2本で1、3塁とし、ゲッツー崩れの間に1点を奪うスモールベースボールぶりを披露。初回のこの1得点が決勝点となったのでした。

ケビン・キャッシュ監督がしかけたのは9回のマウンド。この回、ナッツの上位打線は左打者が続いたんですね。

まず先頭のブライス・ハーパーに対して、左腕の豪腕、ホセ・アルバラードを起用。

しかし、アルバラードはハーパーを警戒しすぎて同点のランナーとなる四球を与えてしまいます。

次が右打者のアンソニー・レンドンということで右腕を起用。

左腕のホセ・アルバラードを1塁に

この時、ケビン・キャッシュ監督が動きました!左腕のホセ・アルバラードを1塁につかせます。

  • Pは右投手のチャズ・ローに
  • Pの左腕ホセ・アルバラードを1Bに
  • 1Bのジェイク・バウアーズをLFに
  • LFのマレックス・スミスをRFに
  • RFのジョニー・フィールドはベンチに

このような守備の変更を企て、Pに入った右投手のチャズ・ローが見事に期待に答えてアンソニー・レンドンを三振に斬ってとりまずは1アウト。

つづくナッツ打線はフアン・ソト、ダニエル・マーフィーと左打者が続くということで、1Bのホセ・アルバラードを再びマウンドに送ります。

1Bのホセ・アルバラードを再びマウンドに

  • LFのジェイク・バウアーズが再び1Bへ
  • RFのマレックス・スミスが再びLFへ
  • RFにカルロス・ゴメスがIN
  • Pのチャズ・ローはベンチへ

バッチリと左打者対策を施したレイズだったのですが、実は残念ながら、左腕のホセ・アルバラードは、フアン・ソトとダニエル・マーフィーに渋い当たりのヒットを許し、満塁のピンチを迎えます。

つづくナショナルズ打線はトリー・ターナー、マイケル・テーラーと右打者が並ぶことから、キャッシュ監督は左腕のホセ・アルバラードから右腕のセルジオ・ロモにスイッチ。

これがまた、ずまりハマったんですね!ロモの大きなスライダーが効きました!

レイズはかつて野村監督が松井選手対策で見せた遠山さんを1ポイントで1塁に守らせるのと同様の作戦を実行したのでした。

最後はロモがちょっと調子に乗ったようで、ナッツベンチから怒りを買っていましたが、ケビン・キャシュ監督、またしても采配で勝利をもぎ取りました!

なかなかおもしろいシーンでした。

イオバルディも好投

バイエスとカーペンターが大当たり!

現地2018年6月26日はカブスのハビアー・バイエスとカージナルスのマット・カーペンターが大当たりの日でもありました。

バイエスが5打点

ドジャース戦に3番に入ったバイエスは5打数4安打、5打点と活躍。4安打のうち2本がHRで、そのうちの1本がグランドスラム。

カブスは9−4でドジャースに勝利。ジョン・レスターが10勝目を上げています。

マット・カーペンターが5−5、2HR

カージナルスのマット・カーペンターも5打数5安打、うち2本がHRと大当たり。打点も3を上げています。

カーペンターの活躍もあり、カージナルスはインディアンスを11−2で下しました。

インディアンス先発はコーリー・クルーバーだっただけに余計に価値がありますね。もっともこの日は80分ほどのレイン・ディレーがあったので、先発投手にはちょっと酷ではありました。

チャーリー・モートン13 K

そのほか、投手ではアストロズのチャーリー・モートンが7回で13Kを上げております。

セベリーノが100.5mph

さらに、ヤンキースのルイス・セベリーノが7回9Kを奪ったというものありました。セベリーノはトリプル・ディジット(100.5mph)も出しましたね。

なかなか濃いゲームが多い日でしたね。

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