開幕戦にふさわしい5HR
日本時間2019年3月20日、2019年レギュラーシーズンが東京ドームで行われ、マリナーズがアスレチックスの追い上げを交わし、9−7で勝利し、記念すべきMLB 2019最初の勝利を上げました。
スコア
SEA 9 @ OAK 7 (日本時間2019年3月20日)
イチロー選手は1−0で途中交代
イチロー選手は9番RFで先発出場。結果は3回の1打席目にランナーのいる状況でマイク・ファイヤーズと対戦し、2Bポップフライ。
4回表の第2打席も1塁に四球のティム・ベッカムを置いてという状況で、2番手のライアム・ヘンドリクスが四球を出して出塁。打席はこの2打席のみ。
4回裏の守備についたところで交代指示が出てベンチに下がりました。この日は1打数0安打。Game2に期待したいですね。
弓を張るような姿勢が出来てないと思ったのは素人目線でしょうか。流れていくような振り出しがどうも気になるのですが。これが年齢要素でなければいいなと思います。
セレモニー的な選手交代は何か引退試合を感じさせて「演技でもない!普通に交代してくれ」と思った人は少なからずいたかもしれません。
途中交代をすまなく思う配慮からでしょうがちょっとドキッとしましたね。
まさかのティム・ベッカムの一発
開幕戦にふさわしい5HRが飛び出したこのゲームですが、まさかSSのティム・ベッカムに一発が出るとは驚きでした。
ドミンゴ・サンタナはエグジビション・ゲームから恐ろしいくらいのスイングを見せてくれていたので一発が出てもおかしくはなかったのですが、まさかの伏兵の一発に驚きました。しかもきれいなHRでしたね。
投手成績
マリナーズ先発のマルコ・ゴンザレスは6回まで投げ切る粘投。6回、被安打7、失点4、自責点3、与四球1、奪三振4、被本塁打2。
一方のアスレチックス先発のマイク・ファイヤーズは崩れましたね。3回を被安打4、失点5、奪三振2、与死球2、被本塁打1。また死球が増えました。ドミンゴ・サンタナのグランドスラムを回避できていればというところです。狭いドームにびっくりしたかもしれませんね。
ストリックランド
マリナーズは2点差の9回でマット・チャップマンが回るターンにCLとしてハンター・ストリックランドを投入。今季のクローザー候補ですが、見事に3人で斬って獲りました。これはマリナーズにとって朗報ですね。
アスレチックスは6人でリレー
アスレチックスはオープナーの申し子、ライアム・ヘンドリクスが2番手で登板。ファイヤーズ降板後は小刻みにつなぎました。
フェルナンド・ロドニーが出てきたのは見に行かれた方にとってはラッキーでしたね。
アスレチックス優位かと思っていました
まだ162試合中の1試合が終わっただけですが、筆者はアスレチックスのメンバーを見た時、このシリーズはアスレチックスが連勝すると思っていました。
開幕が危ぶまれたマット・チャップマンも戻ってきましたし、クリス・デービスは本調子になってきたし、ブレーク・トライネンが出てきたら手も足も出ないでしょうから、攻撃に焦りが出て、アスレチックスの思う壺になる、そんな流れを連想していました。しかし、マリナーズは落ち着いていましたね。
やはりディー・ゴードン存在は大きいなと思います。ハニガーも仕事がしやすそうです。これでエンカーナシオンが本調子になって、イチロー選手に一本が出れば、非常にリズムのある攻撃が生まれるのではないかと思いました。
Recap (8 min Ver.)
Game 2は菊池投手先発
菊池投手はカクタス・リーグでは3試合、9イニングに登板。被安打8、失点6、自責点4、奪三振6、被本塁打1、与四死球3、2勝1敗、ERA 4.00。
ボールに慣れるのも結構早かったのではないかと思います。東京ではありますが、夢にまでみたMLBのマウンドでしょうから、力を発揮してもらいたいと思います。
昨日、アスレチックスは敗れているので今日は更にスイングがするどくなるとは思いますが、持前の負けん気で向かっていって欲しいですね。
それにしてもマリナーズ公式の菊池投手のプロフの写真、あれ変えて上げたほうがいいと思うんですけど。よりによってボールを隠している最中のショットでなくて、もうちょっとかっこいい瞬間があるはずなんですが・・・。
お読みいただき、ありがとうございました。
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