MLB機構はこの度(現地2018年1月30日)、2018オールスターゲームが仮に延長に入った場合、11回からはランナーを二塁に置いて始めるタイブレーク制の導入を提案しました。まだ提案の段階です。
この提案は今スプリング・トレーニングでの実施も含まれており、ゲームが延長10回に入った場合はこのタイブレークへ。スプリング・トレーニングの場合は延長10回までという規定ですので、延長に入ったら即タイブレークということになります。
MLB機構が力を入れているのが、Pace-of-Game。ゲーム時間の短縮です。
間もなくスーパーボウルがありますが、アメリカ4大スポーツの一番人気はNFL。MLBはNFLやNBAと比べ、相対的に人気が低下していることは否めず、その野球人気を妨げているのは試合時間の長さということで、時間短縮が命題となっています。
とっとことっとこやったところでプロの試合はなかなか3時間を切りませんが、短いことに越したことはありませんね。
1試合2時間とみて予定を組んでいる日本の高校野球は奇跡の産物かもしれません。
タイブレーク制の導入は怪我対策の意味でも選手会側も受け入れるだろうと見込まれています。すでにWBCでは導入されていますが、本丸のMLB内でも少しずつタイブレーク制が浸透していっています。
レギュラー・シーズンでの導入はまだまだ抵抗がありそうですが、いずれ近い将来導入されそうな気配ですね。
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