マリナーズが動く
こんにちは。
ジャロッド・ダイソン
現地2017年1月6日、ロイヤルズのスピード・スターで、2015シーズンのワールドシリーズ優勝にも大きく貢献した外野手のジャロッド・ダイソン(Jarrod Dyson)を獲得しました。
ジャロッド・ダイソンは2017シーズンで32才。
2006年アマチュアドラフトでロイヤルズからなんと50巡目という非常に下位の順位で指名を受け、プロ入り。
本当に素材買いというドラフトだったと思います。
足は本当に速いですね。盗塁の最多は2014年の36ですが、ゲーム途中に出ることが多い中でのこの数字は足の速さを証明していますね。
その後、ロイヤルズ一筋で、主にゲーム途中の代走と守備固めで起用されることが多かったです。
マリナーズの外野はCFがレオニス・マーチン(Leonys Martin)、RFがミッチ・ハニガーで、ダイソンはLFでの出場が見込まれているものの、おそらくレオニス・マーチンのバックアップという位置づけになると思います。
通算の打率は.260。とにかく塁に出てから力が問われるという選手です。
ネルソン・クルーズがDHのみでの起用となるかどうかにもよります。
SEA→KCRはネイサン・カーンズ
マリナーズからロイヤルズへはスターターのネイサン・カーンズ(Nathan Karns)が動きます。
マリナーズからロイヤルズへ移籍するネイサン・カーンズは2017シーズンで29才になる先発投手。2016シーズンは22試合、6勝2敗、5.15ERA。
オリオールズからヨバニ・ガヤード
さて、ジャロッド・ダイソン獲得の少し前、マリナーズは右腕のヨバニ・ガヤード(Yovani Gallardo)をオリオールズから獲得。
外野手のセス・スミス(Seth Smith)とのトレードです。
おそらくヨバニ・ガヤード獲得に伴うセス・スミス喪失で、外野手を厚くする必要に迫られ、ジャロッド・ダイソン獲得に踏み切ったと思われます。
ヨバニ・ガヤードはメキシコ出身の30才。ブルワーズで8年在籍し、チームの中心投手として活躍しました。
通算108勝83敗で、キャリア・ハイは2011シーズンの17勝。低迷していた時代のブルワーズでのこの数字は素晴らしいですね。
SEA→BALはセス・スミス
セス・スミスは34才のベテラン外野手。打率2割半ば、HR15から20本が期待できる選手です。
オークランド時代は活躍しましたが、マリナーズではゲームにはよく出ていたものの、あまり目立ちませんでしたね。
毎年投打がちぐはぐな感じで揃わないマリナーズですが、2017シーズンはどうなるでしょうか?? フェリックスと岩隈投手が元気な今、なんとかAL西のペナントを獲りたいですね。
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