【1】METSのウィルマー・フローレスがDバックスへ
現地2019年1月21日、メッツからノンテンダーFAとなっていた内野手のウィルマー・フローレス(Wilmer Flores)がDバックスと1年で合意しました。
2年目はクラブオプション。
年俸は1年目が375万ドル、2年目にDバックスがクラブオプションを実行して再契約をするなら2年目の年俸は600万ドルに。
ただし、Dバックス側が行使しないのであれば、バイアウトとして50万ドルがフローレスに渡ります。
よって、425万ドルが保証されている、そんな内容になります。
ウィルマー・フローレスとは
ウィルマー・フローレスは2019年8月に29才になる内野ユーティリティ。右投げ右打ちです。
ベネズエラ出身で2007年8月にアマチュア・フリーエージェントとしてメッツと契約。2013年8月、23才の時にメジャー・デビュー。メッツ一筋でした。
2017年に打率でキャリアハイの.271を上げております。2018年の打率は.267でキャリア2番めとなる数字。HRも15本ほどは見込めます。
カノー加入の余波
フローレスに関して言えば、もろにロビンソン・カノーのメッツ入りの余波を受けたとしか言えません。
ノンテンダーFAのリストが出てからの話ですが、メッツはジェド・ラウリーも獲得しており、もう内野の戦力自体が整いました。
SSにアーメッド・ロサリオ、2Bにカノー、ラウリー、3Bにトッド・フレイジャー、もしくはラウリー、1Bにドミニク・スミス、J.D.デービス(アストロズにいた二刀流)。
Dバックスでは2Bメイン
ウィルマー・フローレスですが、Dバックスではユーティリティでなく、2Bメインで考えられています。
2Bにはケーテル・マルテ(Ketel Marte )がいるのですが、彼をA.J.ポラック(A.J. Pollock)が守っていたCFに持っていくためです。
ポラックはFAなのでもう出ていく覚悟で配置しておりますね。
ウィルマー・フローレスの無駄のないスイングが好きです。
【2】NYYが脳出血のファークハーを獲得
ヤンキースが粋なことをやってくれました!
現地2019年1月21日、ヤンキースは試合途中に脳出血で倒れて復帰に向けてリハビリをこなしていたダニー・ファークハー(Danny Farquhar)とマイナー契約を結びました。
ダニー・ファークハーが倒れたのは現地2018年4月20日。リリーバーとしての役割を終えてベンチに帰還後、突如意識を失い倒れました。
原因は動脈瘤の破裂が起因した脳出血。ICUで集中治療を行いました。
ファークハーは処置のタイミングがよかったのか、順調に回復し6月1日にはファーストピッチまで行うことができるまでに回復。
順調なリハビリ
ファーストピッチが行えたのも医者から野球の動きをしてもよいとの了承を得たからでした。あとは頭蓋骨がしっかりとくっつけば2018シーズン中の復帰も考えられたとのこと。
さすがにそこまで無理はしませんでしたが、2019 年、どうやら復帰のマウンドに立てそうです。まずはマイナーのマウンドからですね。
チャンスはめぐってくると思います。
ホワイトソックスも最大限の気遣い
この間、ホワイトソックスでは可能な限りの気遣いを見せ、複数回のDL入りの手続きを経て、2018年10月にマイナー契約としてクラブ傘下に置いていたのでした。
チャンスをものにしてくれたら嬉しいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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