ALDS Gm1 KC 5 @ 6 NYY
現地2024年10月5日、リーグ勝率1位のヤンキースが登場。ワイルドカードでオリオールズを粉砕したロイヤルズを迎えてのALDSです。
Gm1の先発はマイケル・ワカとゲリット・コール。ロイヤルズがフアン・ソト、アーロン・ジャッジのターンをどう凌ぐのかが注目していましたが、この日4番に入った捕手のオースティン・ウェルズがいい仕事をしました。
ゲリット・コールは5回3失点
今季は肘の不調もあり、フルシーズンとはならなかったゲリット・コール。復調が期待されたポストシーズンのマウンドでしたが、本来の力にはほど遠い出来となりました。
ゲリット・コールは2回表にサルバドール・ペレスにシングルを打たれ、ユリ・グリエルに四球。さらにMJ・メレンデスにシングルを浴び、先制点を与えたかに見えましたが、ここはRFのフアン・ソトの好送球でホームはアウトとなり失点を防ぎました。ところがこの後にトミー・ファムに犠牲フライを打たれ、まずは1点を先制されます。
さらに3回裏に味方打線が2点を奪い、逆転した直後の4回表には四球が絡んでMJ・メレンデスに2ランHRを浴びて2-3と逆転を許します。コールは終始、ピリッとせずに5回まで投げるも、被安打7、失点4、自責点3、BB 2、SO 4、HR 1という内容で降板。次回はチューンナップ出来るかどうか?やや不安の残る投球となりました。
ロイヤルズ先発のマイケル・ワカは3回裏にグレイバー・トーレスにRFへ2ランHRを浴びるなど、4回を投げて3失点でマウンドを降ります。
KCはブルペンが踏ん張れず
5回表を終えて3-2とロイヤルズが1点をリードして迎えた5回裏、2番手で登板したアンヘル・ゼルパが大誤算でした。ゼルパは四球、シングル、四球でノーアウト満塁からさらに四球を出して3-3の同点に追いつかれ、1アウトを奪えないまま降板。
その後、ジョン・シュライバーが2アウトまで漕ぎ着けるも、アンソニー・ボルピーに押し出し四球を与えてこのイニング2失点目。ロイヤルズは3-4と逆転を許してしまいます。
このイニングは勿体なかったですね。
しかし、ロイヤルズも6回表にヤンキース2番手のティム・ヒルからギャレット・ハンプソンが2点タイムリーを放ち、再び5-4と逆転に成功。
ここまではまだゲームが落ち着かず、どちらに流れが転ぶかわからない状況でした。
しかし、6回裏、ヤンキースはロイヤルズ4番手のサム・ロングからチャンスを作り、さらに5番手のマイケル・ローレンツェンからオースティン・ウェルズがタイムリーを放ち、すぐさま5-5の同点に。
7回裏、ヤンキースはジャズ・チザムがシングルで出塁。つづくボルピーが三振したタイミングでチザムが2塁へ盗塁。VTRで見る限り、チザムはアウトのように見えましたが判定はセーフのまま。微妙ならもとの判定が活きてしまいますね。このチャンスにベルドゥーゴがタイムリーを放ち、6-5と勝ち越しに成功。これが決勝点となり、最後はルーク・ウィーバーが締めてヤンキースが6-5で勝利。初戦を取りました。
ボビー・ウィット、V・パスカンティーノがヒットレス
ロイヤルズはこの日、ボビー・ウィット・Jr.とビニー・パスカンティーノが2人で10-0。得意のパターンが封じられたのか痛かったです。また、ロイヤルズは7回以降は四球で一人が出塁しただけ。これも痛かったですね。
ALDSは Gm1 – OFF– Gm2 – 移動日 -Gm3- Gm4 -移動日 – Gm5というスケジュールを組んでいます。よって、現地2024年10月6日は休み。Gm2は現地7日となります。先発はコール・レーガンズとカルロス・ロドン。際立つコール・レーガンズがまたしても好投するのか?注目ですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント