ALCS Gm2: TEX 5 @ 4 HOU (TEX 2連勝)
現地2023年10月16日のレンジャーズ@アストロズ戦はレンジャーズの電光石火の初回の攻撃でレンジャーズが2勝目。圧倒的有利な2連勝でホームのグローブライフ・フィールドに帰ることとなりました。
TEX、初回に8球で2得点!
アストロズ先発はフランバー・バルデス。今季はレンジャーズ戦に3度登板して1勝2敗、ERA 4.32と意外にも苦戦していたのでした。
その苦手意識があったのか、初回にレンジャーズから強烈なプレッシャーを受けます。8球で2得点です。
- セミエン/ 初球:CFへシングル
- シーガー/初球:LFへシングル
- グロスマン/ 5球目:カーブをどん詰まり。F・バルデスのファンブルと1Bへの悪送球でセミエンが生還(TEX 1, HOU 0)
- ガルシア/ 初球:RF へタイムリー・シングル。シーガーが生還(TEX 2, HOU 0)
このような形でたった8球でレンジャーズはフランバー・バルデスから2得点。こんなにうまく行くものか?というくらいにすごい攻撃でした。
レンジャーズはその後もミッチ・ガーバー、ナサニエル・ロウがタイムリーを放ち1回表に4得点。これでゲーム運びがグンと楽になりました。
ネイト、6イニング3失点
レンジャーズ先発のネイサン・イオバルディは、ポストシーズンですでに2連勝。オールスター前のベロシティーが戻りました。
この日も丁寧に投げ、6イニングを投げきり、球数は91球。被安打5、失点3、自責点3、BB 1、SO 9、HR 2と好投しました。BB1は今ポストシーズン初です。
Y・アルバレス、今PSですでに6HR
ネイトが被弾したHR は、2回裏のヨルダン・アルバレスによるソロHRと、4回裏のアレックス・ブレグマンによるソロHRの2本。
ヨルダン・アルバレスは8回裏にもアロルディス・チャップマンからアウトコースの難しいスライダーをRFスタンドに運び、この日2HR目を放ち、今ポストシーズン計6HR目を記録しました。
前日はジョーダン・モンゴメリーに3三振を食らったのですが、この日は期するものがあったようですね。
レクラクが逃げ切る
連投からか8回2アウトから登板のレンジャーズのホセ・レクラクはかなり危ないシーンを招き、9回裏にはHR性の当たりを2本打たれたのですが、なんとか逃げ切りました。
記録的には1.1イニングでBB2なのですが、数字ほど内容が良くありませんでした。移動日で1日空くので休んでもらいたいですね。PSの最後の1イニングは相当体力を消耗するでしょうから。
カーターは途中出場
この日、レンジャーズのLFはロビー・グロスマンが先発出場。乗りに乗っているエバン・カーターはベンチスタートでした。
ボーチー監督としては先を見越してのグロスマンの起用だったと思います。なおグロスマンは2打線で後退し、エバン・カーターが途中出場しています。
レンジャーズ、全てがうまく行っていますね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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