MLB版ベスト9 且つシーズン終了後のALL STAR
現地2021年11月23日、2021シーズンを代表する選手を選出するオールMLBが発表され、大谷選手がファースト・チームのDHとセカンド・チームのスターター投手に選ばれました。
おめでとうございます!
オールMLBとは?
こちらの賞は2019年から始まりました。First TeamとSecond Teamで両リーグ混在でベストなポジション・プレーヤー、DH(両チームとも)、先発(5名)、リリーバー(2名)を選出するアウォード。
賞の大きなポイントとしては、夏のオールスターが前半戦の成績のみを加味して投票されるのに対し、レギューラー1年を通じた成績を考慮したシーズン終了後のオールスターというところ。一応、ファースト・チームの方が良い選手を並べるという建前になっています。
NPBの「ベスト9」に当たるアウォードでもあります。
ALL MLB(ファースト・チーム)
まず、ファースト・チームから。
- C: サルバドール・ペレス(Salvador Perez) ロイヤルズ
- 1B: ヴラディーミル・ゲレロ・Jr. (Vladimir Guerrero Jr.) ブルージェイズ
- 2B: マーカス・セミエン(Marcus Semien) ブルージェイズ
- 3B: オースティン・ライリー(Austin Riley) ブレーブス
- SS: フェルナンド・タティス・Jr. (Fernando Tatis Jr.) パドレス
- OF: フアン・ソト(Juan Soto) ナショナルズ
- OF: ブライス・ハーパー(Bryce Harper) フィリーズ
- OF: アーロン・ジャッジ(Aaron Judge) ヤンキース
- DH: 大谷翔平(Shohei Ohtani) エンゼルス
- SP: マックス・シャーザー(Max Scherzer) ナショナルズ→ドジャース
- SP: コービン・バーンズ(Corbin Burnes)ブルワーズ
- SP: ウォーカー・ビューラー(Walker Buehler) ドジャース
- SP: ロビー・レイ(Robbie Ray) ブルージェイズ
- SP: ゲリット・コール(Gerrit Cole) ヤンキース
- RP: ジョシュ・ヘイダー(Josh Hader) ブルワーズ
- RP: リアム・ヘンドリクス(Liam Hendriks) ホワイトソックス
MVP/サイ・ヤング
当然、MVPの大谷選手(AL)とブライス・ハーパー(NL)、サイ・ヤング賞のロビー・レイ(AL)とコービン・バーンズ(NL)はファースト・チームに選出。
ALL MLB (セカンド・チーム)
- C: バスター・ポージー(Buster Posey)ジャイアンツ
- 1B: フレディー・フリーマン(Freddie Freeman)ブレーブス
- 2B: オジー・アルビーズ(Ozzie Albies) ブレーブス
- 3B: ラファエル・デバース(Rafael Devers) レッドソックス
- SS: トレイ・ターナー(Trea Turner)ナショナルズ→ドジャース
- OF: ニック・カステヤーノス(Nick Castellanos)レッズ
- OF: カイル・タッカー(Kyle Tucker)アストロズ
- OF: テオスカー・ヘルナンデス(Teoscar Hernández)ブルージェイズ
- DH: ヨルダン・アルバレス(Yordan Alvarez)アストロズ
- SP: 大谷翔平(Shohei Ohtani)エンゼルス
- SP: フリオ・ウリアス(Julio Urías)ドジャース
- SP: ケビン・ゴーズマン(Kevin Gausman)ジャイアンツ
- SP: マックス・フリード(Max Fried)ブレーブス
- SP: ザック・ウィーラー(Zack Wheeler)フィリーズ
- RP: ライセル・イグレシアス(Raisel Iglesias)エンゼルス
- RP: ケンリー・ジャンセン(Kenley Jansen)ドジャース
SS賞がズラリ
セカンド・チームにはシルバー・スラッガー賞を獲得した面々がズラリ。投手ではザック・ウィーラーやフリオ・ウリアスなどのタイトル・ホルダーが名を連ねました。
歴代ALL MLB(MLB.com)
最多はドジャースの5名
ファースト・チーム、セカンド・チームを併せて最多選手はドジャースの5名。次に多かったのがブルージェイズの4名と、ブレーブスの4名。ブルージェイズはファースト・チームで最多の3名が入りました。
シーズン全般の成績が反映されたこのALL MLBは価値がありますね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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