ナショナルズ、ベテランがいいです!
28日の開幕まで2週間を切りました。
現地2019年3月15日、ナ・リーグ東地区のライバル同士の対戦、ナショナルズ@メッツのグレープフルーツ・リーグの対戦が行われ、ナショナルズが新打線でメッツの投手陣を粉砕!
7HR、11得点で完勝しました。
ハーパーの抜けた穴を複数で埋める
ブライス・ハーパーが抜けたナショナルズ。やはり得点力が心配になりますが、スーパースターが抜けた大きな穴を、仕事のできる中堅でカバーしていく形がで出来上がってきています!
7HR
まずはこの日飛び出した7HRを見ていただきましょう。
- アダム・イートン(1回表)S・マッツ
- ヤン・ゴームズ(1回表)S・マッツ
- アンソニー・レンドン(2回表)S・マッツ
- ライアン・ジマーマン(2回表)S・マッツ
- ヤン・ゴームズ(3回表)E・ハンホルド
- アンソニー・レンドン(4回表)E・ディアス
- マット・アダムス(4回表) E・ディアス
アダム・イートンの復活は大きい
ナショナルズのリードオフはアダム・イートン(Adam Eaton)。
そのイートンがゲーム開始直後に素晴らしい当たりのHRを放ちました。これが口火となりましたね。
2017年にトップ・プロスペクトのルーカス・ジオリト(現CWS)を放出してまで獲得したアダム・イートン。さあ、これからというときに膝十字靭帯を損傷し、シーズンエンド。
2018年は打率.301、OBP.394、二塁打18本を放つも、95試合のみに出場に終わっておりました。
2019年がようやくシーズン開始からフルに働ける状態になっており、彼が機能するかどうかはナショナルズにとっても非常に大きな存在なだけに、今スプリングトレーニングの22打数7安打、3HR、打率.318は心強い進捗ですね(現地2019年3月15日の数字)。
新戦力ヤン・ゴームズが2発
そしてウィルソン・ラモスを放出して獲得したヤン・ゴームズ(Yan Gomes)がこの日は2HR。
新戦力の活躍は嬉しいですね。ゴームズはこのゲームを終わった時点で24打数9安打、6RBI、3HR、打率.375です!
同じく新戦力のブライアン・ドージャーはこの日は4-0。今スプリングトレーニングは打率.179とまだ調子が上がってきませんが、膝さえなおればということですね。
アンソニー・レンドンも2発
いまやナショナルズに欠かせなくなっている右の大砲、アンソニー・レンドン(Anthony Rendon)も2HR。
2019年オフはFAとなりますので、今季の活躍は良い契約を得るためには大事な年。徐々にペースも上がってきています。
また、ベテランのライアン・ジマーマンにも一発が出たのはよかったと思います。
大注目の21才、ビクター・ロブレス
この日8番に入った21才のプロスペクト、ビクター・ロブレスは2−0で終わりました。
今スプリングトレーニングは34打数、12安打、2HR、7RBI、打率.353と非常に頑張っています。フアン・ソトとともにナショナルズ打線に活気をもたらせてくれそうです。
S・マッツとE・ディアスが大乱調
メッツ目線から見ますと、ちょっと開幕が不安になるような内容でした。
先発のスティーブン・マッツはご存じの通り、メッツのローテーション左腕です。この日は、2回を投げて被安打7、失点8、与四球1、奪三振1、被本塁打4。
そしてクローザーのエドウィン・ディアスも乱調。4回に登板し、被安打2、失点2、被本塁打2という内容。
よいように考えれば開幕前にいったん疲れが出て調子を落としているだけかもしれません。
しかし、メッツはもたもたするようなチームカラーがありますので、せっかくのオフの大活躍もうまく活かせられない可能性もあり、やや不安ですね。グレープフルーツリーグもここまで9勝11敗。
投手陣は本来は非常によいだけにシーズン開幕から機能するかどうかが、ポイントになりそうです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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