注目の大谷VS前田の対決
現地2019年6月11日、アナハイムにてドジャース@エンゼルスのハイウェイシリーズGame2が行われ、前田投手と大谷選手の対決が実現。
結果は大谷選手に軍配が上がりました!!
LAA、大谷選手のHRをきっかけに初回に5点
ゲームが動いたのは初回。しかも2アウトから大谷選手がきっかけです。
前田投手は先頭のトミー・ラステラをSSポップフライ、そしてマイク・トラウトを空振り三振に抑える上場のスタート。
トラウト2番の効果も
ところがトラウトを打ち取りホッとしたのか、三番DHの大谷選手に対してボール先行。
フルカウント後の外へのスライダーがコース、高さとも甘く入り、これをライトスタンドに放り込まれてまず1点を奪われました。
かなり豪快なHRでしたね。
前田投手はこれでリズムを崩したのか、つづくコール・カルフーンには死球。さらにジョナサン・ルクロイには8球粘られたうえで四球。めずらしくコントロールを乱します。
つづくブライアン・グッドウィンにはタイムリーを打たれ2点目。
さらに1ヶ月ぶりにトリプルAからメジャーに上がったジャスティン・ボーアにはセンターに3ランHRを打たれ、この回計5失点。
まさに大谷選手にリズムを狂わされたのでした。
エンゼルスはオープナー
この日のエンゼルスの先発はキャム・べドローシアンで初回を無失点に抑えマウンドを降りました。オープナーでしたね。
そして2番手には右腕のフェリックス・ペーニャがマウンドに。ペーニャは5回2アウトまで投げ、被安打6、失点2で見事にゲームメイクしました。これが大きかったですね。
3回と5回にマックス・マンシーに2打席連続HRを許しましたが、いずれもソロショット。最少被害です。
エンゼルス、まさかの右腕リレー!!
その後、エンゼルスは5回2アウトから6回までジャスティン・アンダーソンが登板し、無失点。ここもよかったですね。
7回からはタイ・バットリーが登板。8回にデービッド・フリースにHRを許すもこれもソロショット。バットリーは8回1アウトまで投げ、1失点。
最後は8回1アウトから9回までの1.2イニングをハンセル・ロブレスが登板し、被安打2、無失点で締め、見事にドジャース打線を封じました。
ドジャース打線には、1(ピダーソン)、2(マンシー)、4(ベリンジャー)、5(シーガー)、6(ベルドゥーゴ)とスタメンの上位に5人の左打者がいる中、エンゼルスはまさかの右腕だけのリレーで勝ってしまいました。
先発にはヒーニー、スキャッグスという左投手がいる中で、ブルペンは左投手が少ないので仕方ありませんが、よく勝ったなと思います。これはある意味すごい。
大谷選手は4打数2安打、1打点。HR(前田)→三振(前田)→三振→シングルという結果でした。
前田投手は5回1アウト目をトラウトから三振を奪ったところで降板。二人の対戦は2打数1安打でした。
エンゼルス、ハイウェイシリーズ連勝
エンゼルスは前日のGame1では終盤に逆転勝利。
この日の勝利でハイウェイシリーズ2連勝となりました。
ハイウェイシリーズはこの2戦で終了。
エンゼルスは1日置いて現地13日から強敵レイズとトロピカーナで4連戦です。
ロードで強豪との対戦
エンゼルスはレイズ4連戦、トロント4連戦、カージナルス3連戦とロード。そして地元に帰ってレッズと2連戦したあと、アスレチックスと4連戦です。
アスレチックスとの直接対決の前にア・リーグ東地区とナ・リーグ中地区のチームと対戦してどれくらい勝ち越せるか注目したいですね。
エンゼルスは確率的に、ポストシーズン出場の大勢がここで決まってしまうかもしれません。結構、大事です。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント