ダブルヘッダーに連勝!
現地2019年9月24日、フィリーズ@ナショナルズのダブルヘッダーが行われ、ナショナルズが連勝し、見事にポストシーズン出場を決めました!
おめでとうございます。
ナショナルズがポストシーズンに出場するのは2017年以来5度目。ワイルドカードでの出場は初めてで、過去4度(2012、2014、2016、2017)はいずれも地区優勝での出場。4度ともNLDSで敗れております。
いつも得点が入るとベンチ内はラテンの乗りでダンスを始め、もう大ベテランも一緒に踊っていますが、シャンパンファイトではいつも以上にテンションの高いダンスを披露しました。
今年のナッツは見る限りMLBで1番チームワークの親密度が高いので見ていてホッとしますね。
Game1はレンドンが2RBI
Game1 ですが、双方ともに40人枠をフルに使って小刻みリレーで勝負してきました。
1回表、フィリーズがジーン・セグラのタイムリーで1点を先制しますが、ナッツは4回裏にアンソニー・レンドンの犠牲フライで1-1の同点。
6回裏にはトレイ・ターナーとアダム・イートンの連続長短打から、再びアンソニー・レンドンが犠牲フライを放ち、2-1と勝ち越し。さらにライアン・ジマーマンにタイムリーが飛びだし、1点を追加し、3-1とリードを拡大。
8回裏には3つの四球からワイルドピッチで1点を追加。
4−1で勝利しました。
この時点でナッツはポストシーズンへのマジックを2にして、カブスの試合結果いかんでは本日中にポストシーズン出場を決めるシチュエーションにしました。
Game2はシャーザーとターナーが躍進
Game2では、フィリーズがアーロン・ノラ、ナショナルズがマックス・シャーザーという見応えのある顔合わせとなりました。
ブラッド・ミラーが2HR
先制したのはフィリーズ。マックス・シャーザーからブラッド・ミラーが2HRを放ち、リード。ブラッド・ミラーは1回表は3ラン、4回表はソロHRと活躍。
リードを奪ったフィリーズですが、3回裏にはヤン・ゴームズのソロHRで1点、さらに4回裏にも同じくヤン・ゴームズに犠牲フライで1点を奪われ、5回を終了して4-2と2点差に。
トレイ・ターナーがグランドスラム
6回裏、疲れの見えてきたアーロン・ノラは2アウトまで漕ぎ着けてはいたものの、満塁としたところで降板。ノラは力投でした。
フィリーズはジャレッド・ヒューズをマウンドに送ったのですが、代わりばなにトレイ・ターナーにシンカーを叩かれこれが満塁HRに。4−6と逆転を許します。
ナッツ・ベンチはもうお祭り騒ぎです。
7回表にハーパーに一発を許すも反撃もここまで。6-5で勝利し、ポストシーズンへのマジックを1としました。
カブスの結果待ちに
ゲーム終了後、カブス@パイレーツの結果待ちとなり、カブスが最後カイル・シュワーバーが2Bゴロに倒れた瞬間、パイレーツの勝利が確定(9-2でパイレーツが圧勝だったのですが)。この瞬間、ナショナルズのワイルドカード枠出場が決定しました。
ナショナルズ、どん底からのポストシーズン進出
ナショナルズですが、2019年5月31日にメッツとの4ゲームシリーズでスイープされ、50試合消化で19勝31敗とどん底を経験しておりました。順位は4位で首位とのゲーム差は10.0。この時の首位はフィリーズ。
もうこの時点でトレードデッドラインでマックス・シャーザーの移籍先が噂される状態でもありました。
シャーザー、バント練習での鼻骨骨折も強行出場
そこから1ヶ月後の6月27日、80試合目で40勝40敗とついに勝率5割に到達。
そのスピード借金返済の理由はマックス・シャーザーの姿勢にあったと思います。
現地2019年6月18日にマックス・シャーザーはバント練習で鼻骨を骨折するハプニングが発生するも、19日の先発にローテーション通り強行登板。10奪三振を上げる勇姿を見せたのでした。
シャーザーの姿勢がチームに火を点けた大きな要素であったことは間違いありません。
アンソニー・レンドン、8月は打率.394
そしてポストシーズンを現実的にしたのはアンソニー・レンドンの8月の大爆発。
8月、26試合に出場し、120打席で120打数41安打。打率.394、OBP .450、SLG .712、OPS 1.162、二塁打7、三塁打1、本塁打 8、RBI 29!誰も止められないという状態でしたね。
10勝以上が4人
あと、先発ローテーションが良かったですね。
何よりスティーブン・ストラスバーグが年間を通じて怪我なしで登板できたことが良かったです。ストラスバーグは現地2019年9月24日時点で17勝6敗、ERA 3.37。その他、新加入となったパトリック・コービンは14勝7敗、ERA 3.05の好成績。さらにシャーザーはこの日の勝利で11勝7敗、ERA 2.92に。4人目のアニバル・サンチェスも10勝8敗、ERA 3.91と貢献しました。
ブルペンも補強
年間を通じてショーン・ドゥーリトルが後ろにいたことは大きかったと思います。後半、疲れがでましたが、28SVは見事です。トレードデッドラインで獲得したダニエル・ハドソンはうまくカバーしたと思います。また、フェルナンド・ロドニーは打たれてはいますが、イニングを稼いでくれたと思います。ブレーブス戦でカルバーソンへの顔面死球は本人も辛かったと思います。
ワイルドカードホームか?
ナショナルズのワイルドカードの枠ですが、まだ1枠目かどうか定かではありません。カブスが数字上はあと1敗できるのですが、実質脱落ですので、カージナルスとブルワーズとの順位争いによります。
2019年9月24日終了時点で、ブルワーズにはまだペナント制覇に1チャンス残っています。 カージナルスが残り4試合、ブルワーズが残り5試合でブルワーズが全勝することが前提ですが、カージナルスが1敗でもすると93勝同士で並びます。
ナショナルズも残り5試合、どんな勝敗になるか。ペースから行くと2枠目になりロードでの戦いになるのではないか?とは思います。
フィリーズ、Game1でPSがなくなる
さて、フィリーズですがGame1で敗れた時点でワイルドカードへの望みが絶たれてしまいました。
ハーパー、ストリックランドから1発
Game2ではハーパーとストリックランドとの因縁の対決がありました。
結果はハーパーがホームランを放ったわけですが、ハーパーにとっては前年までの所属先にポストシーズンの望みを絶たれた上に、因縁の相手がナショナルズにいるわけですから、変な因縁を感じたかも知れませんね。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント
WSHのベンチパフォーマンスだとカートスズキのフラダンスが好きですw
irolyn様
コメントありがとうございます。
ハワイ仕様ですねwww