PHでの登場はもはや当たり前
レッズのマイケル・ローレンツェン(Michael Lorenzen )がまたしてもやりました。
現地2019年9月8日、ポストシーズンに片足がかかり集中力を存分に発揮しているダイヤモンドバックスとのゲームの最終回、代打で起用され、見事にサヨナラダブルを放ちました!またしても大谷選手より先に達成。
好ゲームで推移
もうポストシーズンに向けてとにかく負けられないダイヤモンドバックスはマイク・リークが登板。一方のレッズはアンソニー・デスカルフィーニ。
先制したのはダイヤモンドバックスで、2回表にニック・アーメッドのタイムリーで1点を先制。
ユージニオ・スアレスが43号/44号
3回裏、レッズは1アウトからジョーイ・ボットがシングルで出塁し、つづくバッターはユージニオ・スアレス。
スアレスはスライダーかカットかもうアウトコース一本に絞っていたという感じでフルスイング。これが2ランHRとなりレッズが2−1と逆転しました。
スアレスはこれで今季43号。
5回表、Dバックスは死球で出塁した27才外野手ルーキー、ティム・ロカストロ(Tim Locastro)を1塁に置いてケーテル・マルテ(Ketel Marte)が今季32号の2ランHRで逆転。3-2とリードします。
このままDバックスが抜けきるかと思われた8回裏、1アウト後にユージニオ・スアレスに打席が回り、LFへソロHRを放ち3−3の同点に。
試合は最終回にもつれました。
ローレンツェンが代打サヨナラヒット
9回表、レッズはライセル・イグレシアスをマウンドに送り、Dバックスの勢いを止めにかかります。イグレシアスは期待に応えて無失点に。
そして迎えた9回裏。
レッズは1アウト後、ホセ・ペラーザとフィリップ・アービンがシングルで続き1・2塁のチャンス。
打席は左打者のジョシュ・バンミーター。Dバックスはこの回3人目として左腕のT.J. マクファーランドをマウンドに。
そこで登場したのばマイケル・ローレンツェン。左対左を嫌い、右打者のローレンツェンを打席に送りました。この采配がずばり当たり、ローレンツェンはLF線に二塁打。これで決勝のランナーが入り、4-3でサヨナラ勝利を収めたのでした。
ローレンツェン、ほぼ全てやってのけている
サヨナラヒットを放ったマイケル・ローレンツェンは現地2019年9月4日に1試合の中で勝利投手、HR、野手出場をこなす”3-way”をやってのけ、1921年のベーブ・ルース以来の偉業を成し遂げたばかり。
この日は代打で登場。
現地2019年9月9日時点の成績は打者として24打席に立ち、打率.333、OBP .417、SLG .571、1HR、5 RBI, 6 runs scored、そして3盗塁。
投手としては74.2イニングでERA 3.13、76奪三振、27BB。
もう全てやってしまっておりますね。
なお、上記の情報によれば、ポジションプレーヤーとして守ったゲームではヒットなしですが、投手+代打で出た試合では打率.400(15-6)、ピンチランナーとして出て3盗塁を上げております。
代走で出て3盗塁ってもはや2004年のALCSの時のデーブ・ロバーツの域ですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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