”My arm felt great!”
現地2019年6月2日のナショナルズ@レッズ戦。
レッズのスローバック・ジャージのストッキングが高校野球のそれのようで非常にかっこいいものだったのですが、そんなレッズのスローバック・ジャージのさわやかさを吹き飛ばす情熱の投球を見せてくれたのがナショナルズ先発のマックス・シャーザーでした。
マックス・シャーザーはシーズンハイとなる15奪三振を記録しました。
8回120球の熱投
8回の2アウト目、ニック・センゼルから14個目の三振を奪い、球数が117球に到達したところで、ナショナルズ監督のデーブ・マルチネスがマウンドに向かいました。
それを察知したシャーザーは、監督に向かって何やらクレーム。
試合後のデーブ・マルチネスは、some non-professionalな言葉を交わしたとだけ記者に応えましたが、あきらかに「なんでマウンドに来るんだ!」をかなり汚くした言葉を発した模様(笑)。
監督の方もエースの気概をよくわかっているので、単に励ましに行ったような形となりました。
直後、シャーザーはジョーイ・ボットからシーズンハイとなる15個目の三振を奪い、マウンドを降りました。
それにしてもすごい気概でしたね。
7回まで僅差のリード
ゲームの方は7回を終えて2-1とナショナルズが僅差でリードしていた状況。シャーザーの気合の入りようもわかりますね。
8回表にブライアン・ドージャーのタイムリーシングルでナショナルズが4−1とリードを広げたのでした。
レッズ先発はソニー・グレーでしたが、5回を被安打5、失点2とこちらはこちらでナイスなゲームメイクをしたのでした。
ナショナルズは最後は抑えのショーン・ドゥーリトルにつなぎ、4−1で逃げ切りました。
シャーザー、ようやく3勝目
今季、登板日にチームが負けることが多かったシャーザー。
13スタートでようやく3勝目となりました。
シーズン奪三振は117。これはナ・リーグだけでなくMLBでトップです。なおア・リーグ1位、MLB2位はアストロズのゲリット・コールで112K。ゲリット・コールの方が12スタートと1試合少ないのですが、前年同様にこの二人がMLBの奪三振を引っ張りそうです。
シャーザーはERA 3.06、WHIPが1.13です。
34才、まだまだボールがうなっています。
お読みいただき、ありがとうございました。
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