タイラー・スキャッグスとともに
現地2019年7月3日、まだまだタイラースキャッグスの突然の死を悼む日が続いているエンゼルスは、今シーズンの残り試合に上記のスキャッグスに敬意を表するパッチをつけ試合に臨むことになりました。
今は黒に45の白抜きのパッチを付けていますが、これからは上のデザインでスキャッグスとともにシーズンを戦い抜きます。
エンゼルスが連勝
そのエンゼルスはスキャッグスを弔うように、レンジャーズ戦でいい戦いぶりを見せています。
Game1
現地2019年7月2日のGame1では今季すでに8勝を上げているマイク・マイナーが相手でしたが、5回に同点に追いつき、6回に勝ち越し。9−4で負けられない戦いに勝利しました。
Game 2
そして現地2019年7月3日のGame2でも打線が集中打を見せ、6−2で勝利しました。
トラウトが2HR
このゲームではマイク・トラウトが3回に3ラン、6回にソロの2本のHRを放っています。今季23号、24号です。
スキャッグス、トラウトは同期
2009年アマチュアドラフトの1巡目全体25位がマイク・トラウト、同じく1巡目全体40位がタイラー・スキャグスで同期ですから、トラウトは期するものがあるのでしょうね。タイラー・スキャッグスとは年も同じです。1991年生まれ。トラウトが8月7日でスキャッグスが7月13日でした。
タイラー・スキャッグスも1巡目なのは、2008年にエンゼルスに所属していたマーク・テイシェイラが2009年に向けてヤンキースに移籍したがゆえのサプルメントピックです。ヤンキースのピック分をもらったということですね。
ちなみにGame1で先発したレンジャーズのマイク・マイナーも2009年1巡目です。ブレーブスから全体7位で指名を受けています。
大谷選手は2ダブル
前日は左腕のマイク・マイナーだったこととトラウトを休ませる意味もあってベンチスタートで代打で登場した大谷選手は、Game2では3番DHで出場。
三振→SSゴロ→ダブル(あわやHR)→ダブル(レフトオーバー)で4−2、2塁打2本の活躍です。
ルーキー、マット・タイス(3B)がメジャー初ヒット
2016年エンゼルス1巡目指名のルーキー、マット・タイス(Matt Thaiss)が7番3Bでメジャー・デビュー。メジャー初ヒットを放っています。
マット・タイスは高卒時の2013年、レッドソックスから32巡目で指名を受けましたが、バージニア大学へ進学しました。
結構、パワーのあるレフティーです。一瞬、コール・カルフーンかと思いました。
ラステラ、10週間離脱(Game1)
チーム一丸となって「さあ行くぞ!」というエンゼルスだったのですが、けが人が出ています。しかもオールスターファン投票のファイナルまで残ったトミー・ラステラの離脱です。
上に記載したルーキーのタイスがコールアップされたのはこのせいです。
こちらはGame1の出来事なのですが、6回表にトミー・ラステラ( Tommy La Stella )が自打球をもろに右すねに当て悶絶。
近寄ってくるオースムス監督の表情がなんとも言えませんね。
右足の脛骨(けい骨)、スネの太い骨を骨折したことが判明しました。8から10週間の離脱が決定。10 Day ILに入りました。
これからというときの中心選手がいなくなり、ちょっと痛すぎますね。
トミー・ラステラは78試合、打率.300、 16HR、OPS .848と素晴らしい数字を残していました。レガースをつけていなかったんですね。
さらにエンゼルスは同じくGame1でLFのブライアン・グッドウィン(Brian Goodwin)が死球を受け、右手首を傷めました。こちらはX線の検査の結果、骨には異常なし。打ち身が引けば早めに復活しそうです。
エンゼルス、試練が続きますがここは踏ん張りどころですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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