タイガース、驚異的な強気
現地2019年6月30日の情報です。
2019年7月末のトレード・デッドラインに向け、ヤンキースとタイガースがトレード話を相談しています。
投手補強のヤンキースに対して・・・
このトレード・デッドラインでヤンキースが求めるのは投手補強であることは明白。
現地2019年7月1日、ルイス・セベリーノの肩痛がまた悪化。8月末までは出られなくなりました。この件に関して言えば、もう今季の復帰は諦めた方がよいと思うのですが、まだ辛抱強く復帰を期待していたようです。寒いポストシーズンに投げて悪化させてはセベリーノの投手生命に関わってしまいます。
さらに今季絶好調で9勝2敗のドミンゴ・ヘルマンも今はILで最速でオールスターブレークでの復帰。これもずれ込むかもわかりません。
よって、投手補強はヤンキースにとってはもう公言しているようなものですね。
ヤンキースはマシュー・ボイドを求める
そのヤンキースがタイガースに求めたのは左腕のスターターのマシュー・ボイド。
マシュー・ボイドとは
マシュー・ボイドは現在28才の左腕。2013年アマチュアドラフト、ブルージェイズ6巡目指名の投手。
デビューは2015年6月27日。
その数日後の2015年のトレードデッドラインでブルージェイズがタイガースからデービッド・プライスを獲得した際に、タイガースへ移籍。このとき自然派野郎のダニエル・ノリスも一緒にタイガースに。
2018年は31試合、170.1イニングに登板。
キャリアハイは2018年の9勝13敗。まだ二桁はありません。
2019年は17試合に登板し、5勝6敗、ERA 3.72 (現地2019年6月30日時点)。
いいところをついてきましたね。
ところがです。ヤンキースとすれば、クリント・フレイジャーというこのトレードデッドラインの切り札のような外野手をおそらく使おうかという目論見があったと思うのですが(筆者の推測)、タイガースが要求したのは強気のあの選手。
タイガースはグレイバー・トーレスを求める
そう、グレイバー・トーレスです。
オールスターには選ばれていないものの、故障者続出のヤンキースの2B、SSというセンターラインにあって、打撃でも支えたヒーロー的存在ですね。
2019年6月30日時点で、打率.295、OBP. 365、SLG .548、HR 19、RBI 47、WAR 2.7。
これにはヤンキースもかなり面食らった模様です。
いまのところは保留。
良い投手を早く獲りたいヤンキースは結構、早めに結論を出すかもしれません。何が起こるかわからないトレードデッドラインですが、さすがにグレイバー・トーレスは出さないでしょう。次世代のヤンキースの顔です。
以上、面白みのある噂でした。
アストロズも関心
なお、マシュー・ボイドにはアストロズも関心です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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