BOS、7月に大幅ペースアップ
現地2019年7月27日、ヤンキース@レッドソックスのGame3が行われ、レッドソックスがまたしても大量得点でヤンキースに勝利。これで4連戦の勝ち越しが決まりました。
【Gm3】ベニー、ギリギリのHR
ヤンキース先発はC.C. サバシア、レッドソックスはエドゥアルド・ロドリゲス。
どちらかと言えば、E・ロッドの方が落ち着きがなかった立ち上がりで、先制点はヤンキースで、2回表にジオ・アルシェラのHRで先制。ヤンキース1−0。
2回裏、今度はレッドソックスが反撃。2アウト後、6番ベニンテンディがRFポール際ギリギリに入るHRを放ち、レッドソックスが1−1のゲーム・タイに。
フェンウェイのフィールドサイズ
アンドリュー・ベニンテンディが放ったHRの飛距離はスタットキャストによると310 ft (94.48m)。
ヒッター・フレンドリーのフェンウェイ・パークですが、100年前のサイズなので道具も選手の肉体も進化している今、場所によってはサイズ感が乏しいところがあります。
- レフトポール: 310 feet (94.5 meters)
- 左中間: 379 feet (115.5 meters)
- センター:390 feet (118.9 meters)
- センター最深部:420 feet (128 meters)
- ライト最深部:380 feet (115.8 meters)
- ライトポール:302 feet (92 meters)
筆者はRFポールは96mくらいあるのかと思い込んでいたのですが、あらためて見ると92mしかないんですね。ベニンテンディのHRはギリギリでした。
ちなみにフェンスの高さはこちら。
- グリーン・モンスターの高さ:37 feet (11.3 meters)
- センターのウォール:17 feet (5.2 meters)
- ブルペンのフェンス:5 feet (1.5 meters)
- ライト・フェンス:3 to 5 feet (0.9 to 1.5 meters)
低いフェンスの球場だとファンがなだれ込みそうですが、そこは場所柄問題なさそうです。
【Gm3】レッドソックス、6回にゲームを決める
中盤5回終了時点では5−3とレッドソックスが2点をリード。まだまだわからない状況だったのですが、6回にレッドソックスがホルトの犠牲フライ、ジャッキーブラッドリー・ジュニアのトリプルなどで3点を上げ、ゲームを決めました。
ヤンキースはサバシアが4.1イニング5失点で降板後、チャド・グリーンが流れを止めきれず、5回途中から7回途中までで4失点。中盤に崩れました。
【Gm3】E・ロッドが13勝目
一方のレッドソックス先発のE・ロッドは今日はヤンキース打線に慎重に投球したせいか、6回途中で108球。被安打7、失点3でマウンドを降りました。与四球3に慎重さが出ていると思います。
E・ロッドはこれで13勝4敗。ローテーションを引っ張っています。
POM 7月はデバースかトラウトか
2番のスポットにバッチリおさまっているラファエル・デバース。
現地2019年7月27日時点での7月の成績を見てみると、打率.354、安打数34、HR 9、トリプル 1、ダブル 10、RBI 32、OBP .410、SLG .760、OPS 1.170。5月に続いてPlayer of the monthを獲りそうです。
とはいいつつも、エンゼルスのマイク・トラウトの2019年7月も弾けているので調べてみますと、打率.296、安打数21、HR 12、トリプル 0 、ダブル 6、RBI 28、OBP .388、SLG .887、OPS 1.276(現地2019年7月27日時点)。
トラウトは左ふくらはぎ痛でしばらく休みましたから、HR数でトラウトが上回っていますが、おそらくデバースが獲ると思われます。
ヤンキース、7試合連続7失点
ヤンキースがちょっと深刻です。Game1の19失点というのがありましたが、それを含めて7月21日から27日まで7試合連続7失点以上というのが続いています。
ヤンキース、トレードデッドラインで暴れそう
これはトレードデッドラインに思い切った戦力補強を試みるかもしれません。ローテーションを2枚くらい獲るかもしれません。
またゲイリー・サンチェスにつづき、チームを引っ張っていたD.J.ルメイユも鼠径部を傷め、この日はゲーム出場を見送りました。サンチェスは10Day ILですが、ルメイユはDay to Day なのでそこまで深刻ではありません。
レッドソックス、7月は15勝7敗と好調です。インディアンスがもっと頑張っていますね。
果たしてレッドソックスがスイープするのか、注目です。
Game4はドミンゴ・ヘルマンとクリス・セールです。
追記:Game 4
現地2019年7月28日に行われたGame4ですが、ヤンキースが9−6で勝利。
ドミンゴ・ヘルマン、クリス・セールの投げ合いはドミンゴ・ヘルマンの勝ち。
打たれるのは仕方ないとして7回表のJBJのスローイング・エラーの2点と8回表のウォルデンのワイルドピッチの1点の計3点は余計でした。
7回のJBJのスローイングエラーは、ボガーツの指示でそのまま投げてしまいました。ボガーツの指示ミスですね。1Bのモアランドが中途半端なスローイングに備えてカットマンに入ろうとしたので1Bが空いてしまいました。
どうなんでしょうね。JBJが取った位置が浅かったのでモアランドのカットは不要だったかもしれませんね。アドリブで戻ってもよかったかもしれません。2Bのホルトも一緒に打球を追いかけるコースでしたし、ピッチャーはホームか3Bの送球バックアップでしたし。ホルトが気づいてカバーに走るというのもあったかもしれません。これは守備コーチがおさらいしていると思います。
無駄な点も与えてしまったので、スイープならずでした。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント