アスレチックス、EJと再契約へ
現地2019年4月12日、開幕から2週間が経過したMLBですが、シーズンスタート後のけが人や自軍の情勢が判明したことにより、いろいろと動きが出ております。
そんな中、徐々に調子を上げてきているアスレチックスがスターター補強を図っています。
エドウィン・ジャクソンとマイナー契約
アスレチックスは2018シーズン後半にアスレチックスで投げていたエドウィン・ジャクソンとマイナー契約を結びました。
メジャー昇格となった場合、200万ドルプラスインセンティブという内容です。
計13クラブ目のジャーニーマン
エドウィン・ジャクソンと言えば、良いように言えば需要がありすぎて、いろいろなクラブを渡り歩いている投手。特に問題がある理由ではなく、投手としてのスペックはほどほどによいため、トレードの良いカードにされてきたというのが正解かもしれません。
2018年を終えて16シーズンを数えますが、所属したクラブは計13!
これは2018年夏にアスレチックスに移籍した時点で達成している数字で今回の契約で増えた訳ではありません。所属クラブ13はオクタビオ・ドーテル(1999-2013)と並んでMLBタイの多さ。
1 | 2003-2005 | LAD |
2 | 2006-2008 | TBD→TBR(名称変更) |
3 | 2009 | DET |
4-5 | 2010 | ARI CWS |
6 | 2011 | CWS STL |
7 | 2012 | WSH |
8 | 2013-2014 | CHC |
9 | 2015 | CHC ATL |
10-11 | 2016 | MIA SDP |
12 | 2017 | BAL WSH( 2度目) |
13 | 2018 | WSH(MLBに上がらず) OAK |
– | 2019 | OAK (再契約) |
アスレチックスのローテーション
今シーズン、アスレチックスはマイク・ファイヤーズ、マルコ・エストラーダ、ブレット・アンダーソン、アーロン・ブロックス、フランキー・モンタスの5人のローテーションで回しています。
マイク・ファイヤーズのERAが悪く、現地2019年4月12日時点で、5スタート、21.2 IPで7.06とちょっと苦しんでいます。
またブレット・アンダーソンは3試合、18 IPでERA 2.50と好調。フランキー・モンタスは3.18、エストラーダとブルックスは4点台。
リリーバーの過負担を防ぐ意味でもローテーションを厚くしたいところではありました。
2018年のエドウィン・ジャクソン
エドウィン・ジャクソンは2018年1月にFAとしてナショナルズと契約。しかし、メジャーでの登板機会がないまま、6月1日にリリース。
先発の駒不足に悩んでいたアスレチックスが6月6日に契約。よって、2018年はアスレチックスでの成績のみです。
17スタートで92.0イニングを投げ、6勝3敗、ERA3.33とかなり良い仕事を果たしました。
2018年のワイルドカード進出に大きく貢献したと言っていいでしょうね。
東京開幕での2連敗や、マット・オルソンの有鈎骨骨折などトラブルがあって、開幕してすぐはつまづきましたが、ここに来てクリス・デービスのHR攻勢などで再び息を吹き返しています。
エドウィン・ジャクソンの加入もよい効果をもたらしそうです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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