現地2018年11月19日の話になりますが、2019年のHOF(野球殿堂)の候補者が発表されておりますので、ご紹介しておきたいと思います。
2019年1月の注目は何と言っても、ニューカマーの2人。元ヤンキースのクローザーで通算652セーブのマリアーノ・リベラ、2017年に飛行機事故で亡くなったサイ・ヤング賞2回、通算203勝105敗、驚異の勝率.659を誇るロイ・ハラデーです。
では新加入組から見ていきます。
Newcomers
今回新たに資格取得となった候補者達です。
クラブ名はメインの所属先です。
- リック・アンキール(STL) 投手/外野手
- ジェイソン・ベイ(PIT/NYM)OF 2004ROY
- ランス・バークマン(HOU)OF/1B ASG6回
- フレディー・ガルシア(SEA)RHP 156勝
- ジョン・ガーランド(CWS/SDP) RHP 136勝
- トラビス・ハフナー(CLE) DH 213HR
- ロイ・ハラデー (TOR/PHI)
- トッド・ヘルトン(COL) 2,519Hits/369HR
- テッド・リリー(CHC) LHP 130勝
- デレク・ロウ(BOS) RHP 176勝
- ダレン・オリバー(STL) LHP 766Game/108勝
- ロイ・オズワルト(HOU)RHP 163勝
- アンディー・ペティット(NYY/HOU) 256勝
- プラシード・ポランコ(DET)INF 2,142Hits
- ミゲル・テハダ(OAK/BAL) INF 2002MVP
- ヴァーノン・ウェルズ(TOR)OF GG3度、SS1度
- ケビン・ユーキリス(BOS)ASG3度
- マイケル・ヤング (TEX) ASG7度
リベラ、アンディーとトーリ監督時代のNYYを支えた面々が入ってくるようになりました。ジーター、ソリアーノは2020年に有資格となります。
ガルシアはイチローさんの中継の時によく投げてましたね。あらためて見るといい選手が本当にたくさんおります。ヘルトン、オズワルト、テハダ、ユーク、マイケル・ヤング。この中でマイケル・ヤングはエンゼルスタジアムで見たことがあります(^^)
持ち越し組
すでに資格取得し、投票を経験して持ち越しになっている選手達です。
Name / 2019年 Janで何回目の投票か /2018 Janでの得票率
- エドガー・マルチネス: 10回目 / 70.4%
- マイク・ムッシーナ: 6回目 / 63.5%
- ロジャー・クレメンス: 7回目/ 57.3%
- バリー・ボンズ: 7回目 /56.4%
- カート・シリング: 6回目 / 51.2%
- オマール・ビスケル: 2回目 /37.0%
- ラリー・ウォーカー: 9回目/ 34.1%
- フレッド・マグリフ: 10回目/ 23.2%
- マニー・ラミレス: 3回目/22.0%
- ジェフ・ケント: 6回目/ 14.5%
- ゲイリー・シェフィールド: 5回目/11.1%
- ビリー・ワグナー: 4回目 / 11.1%
- スコット・ローレン: 2回目/ 10.2%
- サミー・ソーサ: 7回目/ 7.8%
- アンドリュー・ジョーンズ: 2回目/ 7.3%
エドガー・マルチネスとフレッド・マグリフが今回でラストチャンスです。微妙なところですね。マグリフはブレーブスの黄金時代のVTRを見ると、しょっちゅう出てくる選手ですね。なんとか入ってもらいたい。
毎年物議をかもすクレメンスとボンズは今回はどうなるでしょうか?前回投票では結構な得票で驚きました。
筆者としては、アクロバティックSSのオマール・ビスケルが殿堂入りになればいいなと思っております。GG賞11度。今回が2度め。
そう言えば、フィリーズが2019年にロリンズを招いてセレモニーを開くのも、早く現役引退を表明してHOFの要件に引っかかれと促しているようにも思えますね(^^)
ただ、資格をよく見ると、MLBで10年以上プレーということですから特に宣言しなくても、Last Gameから数えて10年で入れるようです。というのも、リック・アンキールは2018年8月にピッチャーとしてのカンバックを目指す!と宣言していて、今回HOFの1度目の投票に選ばれているわけですから、ロリンズもすでに待機期間がカウントされているのでしょう。
お読みいただき、ありがとうございました。
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