ハーパー、さらに強気に
現地2019年2月20日、マチャードのメガディールから一夜明けたハーパーの状況について書いておこうと思います。
0Mオファーをリジェクト
ヘイマンさんの情報によると、ハーパー側はここ数週間の間に$300M以上のオファーを複数のクラブから受けていたものの、それらを拒否した模様。
強気ですね。
複数のクラブとはフィリーズ、ジャイアンツ、パドレス(マチャードとのディール成立前)、ホワイトソックス(マチャードにフォーカス)。
フィリーズも強気
こちらもヘイマンさんの情報ですが、フィリーズはあくまでハーパー獲得が第一の目標のようです。
さらにカイケル、キンブレルも視野
そして、ハーパー獲得後にダラス・カイケル、クレイグ・キンブレルの獲得も視野に入れております。
ジャイアンツはあくまでショート・ターム
ジャイアンツはザイディGMがなんとか頑張っている様子が伺えますが、あくまでショート・タームでのオファーになりそうです。
ハーパー側はあくまでロングタームを希望なので、なにか特別なことをしない限りはちょっと厳しそうです。
今回の同地区ライバルのパドレスのディールに刺激を受けてはいるようですが、積極的には動かないような状況です。
ホワイトソックスはマチャードの方に関心
マチャードにMAXで$350Mをオファーした言われるホワイトソックスでしたが、その資金をハーパーに充てるかというとそうでもなさそうです。
ホワイトソックスはまだ候補として名前は残っていますが、ハーパーに対して、マチャードの時のオファー以上のものを考えていなさそうです。
やはりフィリーズか?
こうなると、ハーパーに資金を準備出来るクラブはもうフィリーズ一択のように思います。どこも出せないですね。
問題はどれだけの契約に落ち着くか?ということかと思いますが、ハーパーを満たすにはマチャード超えしかなさそうですから、$330Mから$350ほど用意する気でしょうか??
ただし、フィリーズはパドレスがマチャードに用意したようなタイプのプランは考えていないとの報道もあります。
果たしてどういう結論になるのか、まだわかりません。
感想
ここからは私見ですが、ハーパーにはもうフィリーズくらいしか資金を用意するクラブはなさそうです。
M・トラウト獲得を最優先に
筆者の考えではありますが、フィリーズはフィラデルフィア出身のマイク・トラウト用に資金を温存しておいてもらいたいと思います。
マイク・トラウトの現在のステータスはエンゼルスと2020年までの5年契約。FAは2021年。ただし、途中で契約を買い取ることもしばしば行われます。よって2019年オフから動きがあるかもしれません。
トラウトと契約する場合、マチャードを遥かにしのぐ大型契約の準備が必要。10年$300Mどころではないと思います。
今オフは不足している左腕ローテーションの補強でダラス・カイケルを先に確保してもらいたいところです。
ベストはもちろん、トラウトとハーパーの2人が揃うことですが、さすがに資金的に厳しいでしょう。だったら、トラウトに!
そういうふうに思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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