2019トップ・プロスペクト
現地2019年4月24日のニュースで、プロスペクトの話題です。
ブルージェイズがついにNO.1プロスペクトのヴラディーミル・ゲレーロ・ジュニアをコールアップしました!
ゲレーロ・ジュニアは4月26日にデビュー予定
Pre2019のトップ・プロスペクト・ランキングで1位となったブルージェイズのヴラディーミル・ゲレーロ・ジュニア(Vladimir Guerrero Jr.)のMLBデビュー戦が決まりました。
現地2019年4月26日(金)に地元ロジャース・センターで行われるアスレチックス戦です。
ヴラディーミル・ゲレーロ・ジュニアとは
ヴラディーミル・ゲレーロ・ジュニアは1999年3月16日、カナダ・モントリオール生まれで20才になったばかり。
ハーパーのように19才でデビューするチャンスもありましたが、グレープフルーツ・リーグでは6試合、19打数4安打、打率.211、HR 0、二塁打2本と不調に終わりました。
グレープフルーツ・リーグの序盤にはGMからまだMLBデビューにはまだ早いという見方をされたことも。
さらに3月8日に左腹斜筋(脇腹)を傷めたのが開幕デビューに至らなかった点です。
リハビリには3週間を費やしました。
マイナーでは 2HR、打率.325
怪我が明けてからのゲレーロ・ジュニアはシングルAプラスのゲームに4試合出場。15打数4安打、二塁打1、本塁打0。
その後はトリプルAに上がり、7試合に出場。25打数9安打、二塁打1、本塁打2、打点7。
2つのレベルのマイナーでの成績は、打率.325、OBP.400、SLG.525、HR2。
ゲレーロ・ジュニアの場合は、スイングの速さや予想外に早い足など数字よりもゲーム中の動きの良さが目立ちますので、上に上がってからも大いに期待できますね。
お父さんはかなりスリム
ゲレーロ・ジュニアのお父さんはエンゼルスでも活躍したヴラディーミル・ゲレーロ。
お父さんと違ってジュニアはちょっと横に大きいので、少しスリムになって、今のうちから膝への負担を軽減しておいてもらいたいところではあります。
ちなみにお父さんはMVP1回、オールスター9度出場、シルバースラッガー賞8度受賞、2018年に野球殿堂入りとなりました。
通算安打2,590、HR 449、RBI 1,496。モンスター級の選手でした。
筆者はエンゼルス時代に実物を見ることが出来ました。ゲーム前のキャッチボールがえげつなかったのを覚えています。
全米注目のルーキーです。
2018年3月のモントリオールでの一発
下の動画の最初に出てくるのはカージナルス@ブルージェイズ戦で、2018年3月27日に行われたスプリングトレーニングでのゲームです。
お父さんがHOFに選ばれて2ヶ月後、エクスポズの地元があったモントリオールで開かれたゲーム。
0−0のスコアレスで迎えた9回裏、ゲレーロ・ジュニアが、サヨナラHRを放ち、皆に「持ってるな!」と思わせたゲームでもありました。
公式戦さながらの雰囲気でした。
ゲレーロ・ジュニアは現地2019年4月26日が本当のデビュー戦なので、念の為。
日本時間では土曜日のゲームになりますが、これは楽しみですね!
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