2019 GG賞 ファイナリスト
現地2019年10月24日、ワールドシリーズの移動日でもありましたが、MLBは2019年のゴールドグラブ賞(ローリングス社)のファイナリストを発表しました。
では早速、リストを見ていきたいと思います。
ア・リーグ
投手
- ホセ・ベリオス(MIN)
- マイク・リーク(SEA)
- ルーカス・ジオリト(CWS)
マイク・リークは現在ARIですが、シーズン中のSEA在籍の方が長かったためSEAで入っています。
捕手
- ダニー・ジャンセン(TOR)
- クリスチャン・バスケス(BOS)
- ロベルト・ペレス(CLE)
両リーグ通じでDefensive WAR NO.1はロベルト・ペレスの2.6。実はダイヤモンドバックスのSS、ニック・アーメッド、ナショナルズのCF、ビクター・ロブレスも2.6です。捕手に関してはロベルト・ペレスで決まりかなとは思っています。
1B
- ユリ・グリエル(HOU)
- マット・オルソン(OAK)
- ジャスティン・スモーク(TOR)
ア・リーグの1Bでなら安定性で行くとNYYのD.J.ルメイヒューと思いましたがルメイヒューは2Bでの登録。ユリ・グリエルが堅いかななどと考えています。
2B
- ホセ・アルトゥーベ(HOU)
- D. J. ルメイヒュー(NYY)
- ヨルマー・サンチェス(CWS)
ヨルマー・サンチェスは非常にクリエイティブ。ルメイヒューとなると2年連続です。
3B
- アレックス・ブレグマン(HOU)
- デービッド・フレッチャー(LAA)
- マット・チャップマン(OAK)
エンゼルスのフレッチャーが入ったのは良いですね。非常にクリエイティブな守備だったと思います。アレックス・ブレグマンの線が強いかななどと考えています。
SS
- マーカス・セミエン(OAK)
- アンドレルトン・シモンズ(LAA)
- フランシスコ・リンドーア(CLE)
レッドソックスのザンダー・ボガーツが入っていなかったのは残念です。エラーの数を調べるとボガーツは13。これはナ・リーグのニック・アーメッドと同じ数なんですが、漏れました。
セミエンのエラーは12。ホワイトソックスのティム・アンダーソンはエラーが26でSSの中ではトップ。ツインズのホルヘ・ポランコはSSで2位の22個のエラーを記録してため漏れたと思います。
LF
- ロビー・グロスマン(OAK)
- アレックス・ゴードン(KCR)
- アンドリュー・ベニンテンディ(BOS)
これはベニーに獲ってもらいたいですが、エラー数を見るとグロスマンが0!ゴードンが1、ベニンテンディが2です。
CF
- ケビン・キアマイアー(TBR)
- マイク・トラウト(LAA)
- ジャッキー・ブラッドリー・ジュニア(BOS)
ラモン・ロレアーノは今季123試合にとどまったのと、エラーが7でCFで最多だったのがノミネートを外れた原因かもしれません。
久々にキアマイアーが入りました。ここは好守連発のJBJに獲ってもらいたいと思っていますが・・・。
RF
- コール・カルフーン(LAA)
- ムーキー・ベッツ(BOS)
- ジョシュ・レディック(HOU)
ナ・リーグ
投手
- ジャック・フラハーティ(STL)
- ザック・グレインキ(ARI)
- アーロン・ノラ(PHI)
ザックはマイク・リーク同様、トレードデッドライン前のARI在籍の方がながかったのでHOUではなくARIで入っています。ザックはベースカバーや投手前のゴロの処理など本当に素晴らしいです。
捕手
- オースティン・ヘッジス(SDP)
- ヤディアー・モリーナ(STL)
- J.T.リアルミュート(PHI)
パスボールはヘッジスが2、モリーナが4、リアルミュートが8。CS%はヘッジスが33%、モリーナが27%、リアルミュートが47%。リアルミュートは133試合とこの3人の中では最多出場です。
1B
- クリスチャン・ウォーカー(ARI)
- ポール・ゴールドシュミット(STL)
- アンソニー・リッゾ(CHC)
ゴールディも安定していますね。前年はフリーマンとリッゾの二人の受賞でした。
2B
- オジー・アルビーズ(ATL)
- コルテン・ウォン(STL)
- アダム・フレイジャー(PIT)
3B
- ノーラン・アレナド(COL)
- アンソニー・レンドン(WSH)
- ジョシュ・ドナルドソン(ATL)
ここは難しいですね。アレナドなら7年連続となります。レンドンに獲ってもらいたいですね。
SS
- ポール・デヨング(STL)
- トレバー・ストーリー(COL)
- ニック・アーメッド(ARI)
今季は146試合に出場したレッズのホセ・イグレシアスは入れてもらいたかったです。残念。
LF
- フアン・ソト(WSH)
- デービッド・ペラルタ(ARI)
- ハンター・レンフロー(SDP)
CF
- ビクター・ロブレス(WSH)
- ロレンゾ・ケイン(MIL)
- ハリソン・ベイダー(STL)
ロブレスの俊足は素晴らしいですが、美技連発のロレンゾ・ケインで決まりだと思います。
RF
- ブライス・ハーパー(PHI)
- ジェイソン・ヘイワード(CHC)
- コディー・ベリンジャー(LAD)
1BもCFもこなすベリンジャーには賞を獲ってもらいたいと思います。
ユーティリティ・プレーヤーにも与えたいところです。彼らは複数のグラブも使いこなしますし、まさしくローリングスにはうってつけかと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント
ア・リーグ1Bは明らかにオルソンが濃厚なのでは?
匿名様
コメントありがとうございます。
そうかもしれませんね。ローリングスのGGは数字で割り切ろうとするウィルソンのDefinsive Award とよりも主観印象の要素があるので優勝チームということでグリエルかも?と思い記しました。おっしゃるとおり、ア・リーグでは数字はオルソンだと思います。そういう評価のもと投票されれば良いと思います。
コメントありがとうございました。
守備表彰には特色や傾向があるのですね。
勉強してみて予想を楽しみたいと思います!