5番DH エドウィン・エンカーナシオン
まず、エンカーナシオンの話題です。
現地2019年6月17日、エドウィン・エンカーナシオン(Edwin Encarnación)がヤンキース・デビューを果たしました!!
ドレス・コードがあるので、あごひげをきれいにシェイブしてます。
ご覧の通りの風貌に。
ジャンカルロ・スタントンはGame2から
エンカーナシオンは5番DHでの出場で、D.J.ルメイユが3B、グレイバー・トーレスが2B、RFはキャメロン・メイビンという布陣でした。
アーロン・ブーン監督はジャンカルロ・スタントンを現地2019年6月18日(火曜)のGame2から復帰させる予定です。
ロスターを空けるのはマイク・トーチマンで、トリプルAにアサインされます。
AL東地区首位攻防戦
このゲームはア・リーグ東地区首位攻防戦です。ゲーム開始前までのスタンディングの状況はこちらです。
【ALイースト】現地平成31年6月16日現在(ゲーム開始前)
- ヤンキース:43−27
- レイズ:43−28
- レッドソックス: 39-34
- ブルージェイズ:26-45
- オリオールズ:21−50
レイズとは日替わりで首位を争っている状況です。
好調チリノスvs 田中投手
現地2019年6月17日のGame1はレイズがヨニー・チリノス、ヤンキースが田中投手というスタート。
ヨニー・チリノスは過去4戦は先発での登板。それまではオープナーの2番手としてロングリリーフを担当していましたが、今は安定感からローテーションの一角へと成長。ここまで7勝2敗、ERA 2.88。
一方の田中投手は過去7戦は安定して6イニング以上を投げているものの、今季は連勝がなく、ここまで4勝5敗、ERA3.58。
スプリットの調子があまりよくないんですね。
前回のメッツ戦では勝利投手になりましたが、連勝なるかというところでした。
田中投手、2ヒット、シャットアウト10K!
今日の田中投手はすごかったですね。
レイズ打線を相手に被安打2、奪三振10の完封勝利を上げました。
スプリットがいい高さから落ちていましたね。
ゲイリー・サンチェス、前半にスプリッターで印象づけ
良かったのは田中投手のボールだけではありません。捕手のゲイリー・サンチェスのリードも巧みだったと思います。
序盤3回はウィニングショットに徹底してスプリッターを要求。これがハマりましたね。レイズ打線にばっちりと印象づけました。
そして中盤からはスプリットと見せかけてウィニングショットにスライダーも混ぜて裏をかくという巧みな配球。
終盤、レイズは2ストライクに追い込まれるのを嫌がって早めに勝負に出ましたが、そこに魔球のように動くスライダーで対応して凡打の山という配球。
ゲイリー・サンチェスの配球もしびれました。
エンカーナシオンのデビュー戦
注目のエドウィン・エンカーナシオンですが、背番号が30になりましたね。
1打席目のスタンディング・オベーションのシーンです。
この日のエンカーナシオンは4打数0安打。三振、SSライナー、SSゴロ、RFフライという結果でした。
キャメロン・メイビンに火がつく
ヤンキース打線は3回にD.J.ルメイユの2ランホームランで2点を先制。5回にはキャメロン・メイビンがソロショットを放ち、3−0。
この日の田中投手には十分な援護点でした。
18日にはジャンカルロ・スタントンが戻り、アーロン・ジャッジも今週復帰予定のヤンキース。本来の外野手が揃います。
ブレッド・ガードナーでさえあぶれてしまう状況です。
外野がけが人だらけで空白地帯を埋めるため移籍してきたキャメロン・メイビンはこれからかなり危うい立場になります。今日は3の3で、HR付き。
なんとかサバイブしたいところですね。
ヤンキースはこのまま3−0で逃げ切り、大事な首位攻防戦Game1を制しました。
これでア・リーグ東地区はヤンキースが一歩リードという状況です。
- ヤンキース:44−27
- レイズ:43−29
今回のエンカーナシオンの獲得で今夏のヤンキースのトレードデッドラインは外野手を出しそうですね。かなりの高い確率で投手を獲得するはずで、誰を出すのか、注目ですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント