選手の左胸には赤い花
現地2019年5月26日ころから28日にかけて選手のユニフォームの左胸になにやら赤いマークがついております。
メモリアルデーとは
メモリアルデーは戦没将兵追悼記念日(せんぼつしょうへいついとうきねんび)でアメリカでは毎年5月の最終月曜日がそれに当たり、2019年は現地2019年5月27日(月)でした。この日はアメリカは祝日です。
赤い花はメモリアルデーのシンボルで、レッドポピー(ヒナゲシ)です。
レッドポピーは第一次大戦時にフランダースのヒナゲシ畑の塹壕戦で多くの死者を出したことから、ケシは戦死者の象徴になっています。
戦争で亡くなられた方々を忘れないという意味でついています。
アメリカのメモリアルデーはもともと南北戦争で犠牲になった方々を追悼する日でしたが、戦争で亡くなった方すべてを追悼する日になっています。
実はキャップもこの日仕様のものをかぶっておりました。
メモリアルデーは27日(月)だったので、記事としては1日遅れだったのですが、現地28日(火)のゲームでも選手はこのマークをつけていましたね。
ということは、話は飛びますが、トランプ大統領はメモリアルデーの日に日本にいらっしゃったことになりますね。大事な日を日本で過ごしてくれたことになります。
レッズのディートリックが3打席連続HR
そして2019年のメモリアルデーの翌日、現地2019年5月28日ですが、レッズのデレク・ディートリック(Derek Dietrich)が大きなことをやってのけました。
パイレーツ戦で4回の第二打席から3打席連続でHRを放ちました!
ディートリックは4打数3安打、6打点と活躍。チームもパイレーツを11−6で下しました。
レッズ、5割が手に届くところに
この勝利で26勝29敗となったレッズ。順位は相変わらず最下位となっていますが、ナ・リーグ中地区の順位表を見ると最下位などとは言っていられない成績です。
【ナ・リーグ中地区の順位】
(現地2019年5月28日のゲーム終了時)
ナ・リーグ中地区は最下位のチームが5割間近で、首位のカブスとの勝利数の差はたったの4。勝率の関係で31勝のブルワーズが2位となっていますが、それでもその差は5。
レッズは4月は11勝16敗と負け越しましたが、5月はここまで14勝12敗で勝ち越しも見えてきました。
4月30日時点で12勝17敗、得点109、失点99で得失点差が+10だったものが、5月28日時点で26勝29敗、得点247、失点206で得失点差が+41と大幅改善です。
あれだけ打てなかった打線がようやく機能しだしてきた感じです。
ブルワーズ、カブスがリードしている中地区ですが、レッズが台風の目になるかもしれませんね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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