【HOU@CLE】TDL後の新戦力が登場!
残り5時間になった後からのディール成立ラッシュとなったトレードデッドライン2019ですが、まだまだ余波が残っていて、ざわついている雰囲気があります。
最後の数時間はたしかに多く成立しましたが、ヤンキース、レッドソックスなど十分な補強が出来なかったクラブもありましたので、7月一本に絞ったことの良否がまたウインターミーティングで話し合われるのではないかと予想します。有力チームの声は大きいので。
月が変わって現地2019年8月1日、移籍組が続々デビューを果たしております。
その前に有力投手の復帰がありましたので、先にお伝えしたいと思います。
ダニー・サラザーが1年10ヶ月ぶりのマウンドに
インディアンスのダニー・サラザー(Danny Salazar)が現地2019年8月1日のアストロズ@インディアンス戦で約1年10ヶ月ぶりにマウンドに復帰しました。
ダニー・サラザーが最後にマウンドに立ったのは2017年9月27日にツインズ戦。それ以降、ずっと肩の痛みに悩まされていました。傷めた箇所は右肩のローテーターカフと呼ばれる場所。肩痛の場合、非常にやっかいな箇所です。
ずっと肩を休める方向で治療していましたが、ついに手術に踏み切りました。それが2018年7月。ちょうど1年前ですね。
リハビリを経てようやく復帰。
今ルキミアと戦かっているカルロス・カラスコと雰囲気的に似たような外見でしたが、復帰後はパーマをかけて誰だかわからない感じで戻ってきました。
この日のサラザーは4回66球、被安打4、失点2、与四球3、奪三振2、被本塁打2という内容。
相手がゲリット・コールで先制点を与えてはいけない圧もある中、復帰戦としては上々の出来だったのではないかと思います。2失点でまとめたのは大きかったですね。肩の調子が良ければ次も期待できそうです。
新戦力のデビュー
そしてこの日はトレードデッドラインで移籍が決まった選手が早速ゲームに出ました。
インディアンスではレッズから移籍のヤジエル・プイーグ(Yasiel Puig)が3番RFで出場。6番にはDHでパドレスから移籍のフランミル・レイエス(Franmil Reyes)が入りました。
そしてアストロズには9番Cでマーティン・マルドナード(Martín Maldonado)が名を連ねました。
インディアンス、すごい打線に変身
ヤジエル・プイーグは3打数1安打。最初の打席でデビュー戦初ヒットを放っています。
フランミル・レイエスも最初の打席でゲリット・コールから火の出るような打球のヒットを放ち、4打数1安打。
この日のインディアンスの打線ですが、あらためて書くとこのような並びでした。
F・リンドーア→O・メルカド→カルロス・サンタナ→ヤジエル・プイーグ→ホセ・ラミレス→フランミル・レイエス→ジェイソン・キプニス→ロベルト・ペレス→タイラー・ネイキン。
これは相手投手に非常に圧になる並びですね。トレバー・バウアーもこの打線のもとで投げたかったでしょうね。
アストロズのマーティン・マルドナードも1本打っています。マルドナードはホームクロス・プレーで大活躍しています。
ゲームはインディアンスのリリーバーが珍しく崩れ、終盤に加点したアストロズが7−1で勝利しました。
負けたとはいえ、インディアンス、またしても相当強くなりましたね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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