お帰り。キンブレル。
現地2019年6月27日、クレイグ・キンブレルがついに2019年初のマウンドに立ちました!
実績はあってもサラリーの高いベテランを避けようとするFA市場の動きにより、移籍先がなかなか決まらなかったキンブレル。現地2019年6月5日にカブスと3年契約がまとまり、ようやく2019デビューとなりました。
マイナーで4試合に登板
カブスと話がまとまったキンブレルは早速マイナーで調整登板。トリプルAのアイオワ・カブスにて、4試合、3.2イニングで被安打2、自責点1、被本塁打1、与四球1、奪三振4でメジャーに上がってきました。
IOWA Cubs: Craig Kimbrel 2019 Stats
- 6/18: IP1.0 / H 0 / ER 0 / SO 1
- 6/21: IP 1.0 / H 1 / ER 0 / SO 1
- 6/22: IP 0.2 / H 1 / ER 1 / BB 1/ HR 1/ SO 1(スターター)
- 6/25: IP 1.0 / H 1 / ER 0 / SO 2
なお、22日にキンブルからHRを放ったのはアストロズのトリプルA、ラウンドロック・エクスプレスの左バッター、ジョシュア・ロハスでした。
もう完全に最後のチューンナップという感じの登板だったようですね。一応、スターターも経験していろんなパターンも試したようです。
9回裏2点差での場面で登板し、初SV
ちょっと16分と長い動画ですが、リグレーのスタンド下のブルペンから出てくるかっこいいシーンからブライアン・マッキャン(三振)→ヨハン・カマーゴ(2Bゴロ)→ロナルド・アクーニャ・ジュニア(レフト前ヒット)→ダンスビー・スワンソン(四球)→フレディー・フリーマン(1Bゴロ、リッゾのダイビングカバーつき)への全投球、そしてインタビューまで収められています。
キンブレルが出てくるまで
このゲームは、ブレーブスがブライス・ウィルソン、カブスがタイラー・チャットウッドが先発し、両投手ともある意味ゲームを活気づかせました!
5回を終えてカブス8、ブレーブス6。
6回表にブレーブスはオジー・アルビーズにソロHRが出て7−8と一点差まで追い上げますが、その裏カブスは2本のシングルでノーアウト1、3塁とした後、ブレーブスに痛恨のパスボールが出て、カブスが1点を追加し、9−7に。
カブスは2番手にスティーブ・シーシェック、3番手にブランドン・キンツラー、4番手にペドロ・ストロップを起用。キンブレルへとつないだのでした。
キンブレル加入でブルペンも持ち場に戻れたという感じでしょうね。
田澤投手もIOWAにいます
なお田澤投手もIOWA Cubsにおります。現地2019年6月27日時点で15試合、ERA 4.40。
スタンドの声援も素晴らしかった
カブスはこれで心強い武器を手に入れたと同然。
ナ・リーグ中地区のブルワーズとの首位争いに形勢で一歩リードしたかもしれません。ブルワーズの7月のトレードの動きが見逃せません。
それにしてもリグレーのファンはよかったですね。
味方投手を後押しする声援がとても素晴らしかったです。MLBは2ストライクを取ってからの三振を後押しする声援がとてもいいですね。こういうシーンはたまに泣きそうになる時があります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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