父はHOFのクレイグ・ビジオ
現地2019年5月24日、トロント・ブルージェイズにまたしても新星が誕生しました。
2015年HOF(野球殿堂)入りとなったクレイグ・ビジオの息子さん、キャバン・ビジオ(Cavan Biggio )がメジャーデビューしました!
笑った口元がお父さんそっくり。
8番2Bでメジャーデビュー
キャバン・ビジオは8番2Bでデビュー。
3回に回ってきたファースト・アット・バットではファンからスタンディング・オベーションをもらう歓待を受けました。
この日の成績は、残念ながら無安打で、三振、三振、2Bゴロでした。
パドレス先発のジョーイ・ルケーシーが良すぎて、ブルージェイズ打線が刃が立たなかったような状態でした。
キャバン・ビジオとは
キャバン・ビジオは1995年4月11日生まれの24才。
高卒時の2013年にフィリーズから29巡目で指名されましたが、プロ入りせずにノートルダムに進学。
2016年にブルージェイズから5巡目指名を受け、プロ入りしました。21才のときです。
2016年はルーキーリーグではなくいきなりのシングルAでプロデビュー。2017年はシングルAプラス、2018年はダブルAで過ごし、秋にはアリゾナ・フォール・リーグにも参加。打率.262、HR2、RBI 10を記録しました。
2019年はトリプルAで開幕を迎え、42試合、137-42、打率.307、HR6、RBI26。
お父さんと違い、左打席です。
ロスターの動き
キャバン・ビジオとともに、アストロズのユリ・グリエルの弟、ルルデス・グリエルも昇格。
さらに左腕のトーマス・パノーン(Thomas Pannone)も昇格。
ザック・ロスカップ(Zac Rosscup)も40manに入りました。ロスカップは今季マリナーズで投げていた投手で、日本開幕にも参加しましたが、5月17日にマリナーズをDFAとなり、5月23日にブルージェイズがウェーバーで獲得していました。
リチャード・ウレーニャとビリー・マッキニーがマイナーへ降格。左腕のライアン・フィアベンドはDFAに。
ブルージェイズ、スターの息子がずらり
今回、キャバン・ビジオがメジャーデビューしたことによりヴラディーミル・ゲレロ・ジュニアとともにブルージェイズのアクティブ・ロスターにはHOFの息子2人が名を連ねました。
さらにブルージェイズにはダンテ・ビシェットの息子ボー・ビシェット、ロジャー・クレメンスの息子ケイシー・クレメンスと90年代の往年のスター選手の息子がおります。
今回、ルルデス・グリエルが昇格したのでSSのボー・ビシェットはまだ上がらないとおもいますが、現時点でのブルージェイズ内のプロスペクトランクで3位です。まだ21才。
ケイシー・クレメンス(Kacy Clemens)は右投げ左打ちの1塁手で24才。今季はシングルAプラスでプレー中です。
ブルージェイズ、意外なところでお宝を抱えているのでした!
お読みいただき、ありがとうございました。
追記
現地2019年5月26日、キャバン・ビジオがメジャー初ヒット&初ホームランを達成しました!
おめでとうございます!
この日はシングル→ホームラン→シングル→2Bゴロと活躍。お父さんも喜んでました。それにしてもよく飛んだなあ!!
ゲレロ・ジュニアとルルデス。この2人が1番喜んでるかも。なかなかいい光景です。
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