カージナルス史上最高額での延長
現地2019年3月23日、カージナルスはポール・ゴールドシュミット( Paul Goldschmidt)と5年1億3,000万ドルの条件で契約延長に合意したことを正式に発表しました。
2018年12月にSTLへ
ポール・ゴールドシュミットは2018年12月にトレードでカージナルスに移籍。カージナルス移籍後に契約延長により条件見直しが検討される予定にはなっていましたが、ゴールドシュミットの囲い込みを目論んでのことか、予想より早いタイミングでの延長合意となりました。
Dバックス時代の契約
5年3,200万ドル+クラブオプション
ゴールドシュミットが前回、Dバックスと結んでいた契約は、2013年春に合意した5年3,200万ドル+クラブオプション。
2014年から2018年までの期間で、年平均で640万ドル。実支払額はことなり、2018年になるにつれて額が大きくなる契約で、2018年は1,100万ドル(に加えてサイニングボーナス50万ドルの均等割の10万ドル)。
2019年は1450万ドル
Dバックスは2018年10月にクラブオプションを行使し、ゴールドシュミットと2019年の契約も更新しました。その額が1,450万ドル。
カージナルスが継承
カージナルスに移籍したことでカージナルスがそれを継承。
しかし、2018シーズンまで6年連続ASG出場、GG賞3度、SS賞4度のゴールドシュミットの実績から考えると市場価値とは合わないので見直しとともに、2020年以降の契約も考慮する必要がありました。
契約延長の内容
今回の契約延長期間は、2020年から2024年までの5年間。
2019年はあくまでDバックスから引き継いだ1,450万ドル。
2020年以降の1億3,000万ドルは、上記のヘイマンさんのツイートの通り、サイニングボーナスが2,000万ドル、2020年から2024年はベースサラリーが2,200万ドルずつ。サイニングボーナスは一括ではなく、5年間の均等割になると400万ドルプラスですから、年間2,600万ドルになります。
それに加えてインセンティブがついているという内容です。
ゴールディーの年平均はトラウトの延長3年め以降の3,600万ドルとは差があるもののハーパーの年平均の2,540万ドルを上回る額です。
マット・ホリデーとの合意を上回る
今回の延長はカージナルスにとって最高額の契約。
それまでは2010年1月にマット・ホリデーと合意した7年1億2,000万ドルが最高でした。
2024年はゴールドシュミットが36才のシーズンになります。
2019年、ゴールドシュミットがどのような成績を上げるか、気になりますね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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