ハーパーが移籍後初HR
現地2019年3月30日、ブレーブス@フィリーズの開幕第2戦が行われ、フィリーズが3本のHRで8−6で打ち合いに勝利。
ブライス・ハーパーとJ.T. リアルミュートにそれぞれ移籍後初HRが飛び出しました。
ブライス・ハーパーのHRは141m
ブライス・ハーパーの特大のHRが飛び出したのは終盤の7回裏。終盤にリードを広げるソロHRを右中間深くに放ちました。
飛距離は465フィート、メートル換算で141.732m。飛びましたね!相手投手は左腕のジェシー・ビドル。
その模様です。すごい当たりでした。
この日のハーパーは3打数1安打でこのHRの一本のみ。28日の開幕戦では3打数0安打で2三振を喫していたので、このHRが移籍後初安打でもありました。
オープニングデーでの模様はこちらに。
13年3億3,000万ドルでフィリーズに移籍したハーパー。ハードルは高いと思いますが、やはり彼が一人いるかどうかは打線の迫力が違いますので、今後の活躍にも期待したいです。チームメイトと積極的に仲良くしている様子もいいですね。
J.T. リアルミュートにも一発
実は筆者は守りも含めればブライス・ハーパーよりもJ.T. リアルミュートの方がチームにとってのWAR(Win Above Replacement)は高いのではないかと思っています。「彼がいないと」という指数。ただ、この指数も万全ではないので、使い方には気を使うのですが。
そのリアルミュートも開幕戦では5番に入りましたが、ノーヒット。捕手ですのでいろいろ気を使っただとは思います。
1日空いたこの日は、4打数2安打、3打点と活躍。
2回裏、ブレーブスに3点先制されている状況でまずは追撃となるタイムリーを放ち、まず1安打。
5回表にフレディー・フリーマンのタイムリーで4−4のタイに追いつかれた直後の5回裏、リース・ホスキンスをランナーに置いて、勝ち越しとなる2ランHRを放ちました。
ゲーム内での流れの掴み合いの状況で生まれたHRは価値がありました。これが移籍後初HRに。
フィリーズは打線好調
フィリーズはハーパーとリアルミュートの他に8番3Bのマイケル・フランコにも一発が飛び出し、このゲームは9安打8得点。開幕戦でも10得点を上げており、打線は非常に活発です。
(PHI)D・ロバートソンも登板
開幕戦は先発投手のアーロン・ノラが好投。リリーバーも含めて4失点。この日はニック・ピベッタが立ち上がりからブレーブス打線に捕まり、5回もたずに被安打8、失点4で降板。
結構、あぶない試合に拍車をかけたのは実はFAで移籍のデービッド・ロバートソン。
開幕戦につづき、クローザーとしてマウンドに上がりましたが、いずれも被安打2を記録。チャーリー・カルバーソンに2点差に迫られる2ランHRを浴びています。
特別なスピードボールがあるわけではないので、徐々に調子を上げてくると思われます。マリアーノ・リベラ仕込みのカットボールはやはり魅力ですので。
ブレーブスは先発が打ち込まれる
タレントが豊富なブレーブスですが、投手陣のキーマンに故障者が出て、この日は先発のブライス・ウィルソンが3.1イニングで4失点とゲームメイクできませんでした。
インディアンスからFAとなり、一旦はブルワーズとマイナー契約を結ぶもリリースとなり、ブレーブスと契約したジョシュ・トムリンがリリーバーとして登板。0.1イニングで被安打2、失点1とちょっと結果は出せませんでした。
投手の運用を軌道に乗せるのに少し時間がかかるかもしれません。カンフル剤はやはりクレイグ・キンブレルとの契約なのですが、まだ話は膠着しておりますね。
(ATL)ジョシュ・ドナルドソンは4−0
FAで早々にインディアンスと契約したジョシュ・ドナルドソンでしたが、まだヒットレスの状態が続いております。これで彼が目覚めたら相当いい打線になります。
(ATL)ダンスビー・スワンソンは元気
怪我で開幕が危ぶまれたSSのダンスビー・スワンソンですが、開幕から元気な姿を見せてくれています。
開幕戦でも1安打、この日は2安打でそのうち1本はHR。ニック・ピベッタが2回に失点した1点はこのスワンソンの一発でした。彼は躍動感があるSSなので、やはりゲームに出てもらわないと面白くならないです。
ゲームスコア フィリーズ8, ブレーブス 6
お読みいただき、ありがとうございました。
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