BOSがまさかのオープナー
これをオープナーと呼んでいいかどうかわかりません。しかしオープナーと言っていいのではないでしょうか?
現地2019年4月7日、チェイス・フィールドで行われたレッドソックス@ダイヤモンドバックスのGame3はコーラ監督が奇策に打って出ました。
本来はNO.1ローテーションのクリス・セールが登板してもおかしくはなかったのですが、おそらくは9日から始まるホームオープニングで切りよく仕切り直したいという考えの方が強かったのかもしれません。
なんとリリーバー投手を先発起用させました。
BOSはブルペン陣で完封リレー
ヘクター・ベラスケスは現地2019年4月4日のアスレチックス戦で2.1イニングに登板したばかり。中2日を空けての登板でした。
そのベラスケスは3回を投げ、被安打1、無失点、奪三振3と立ち上がりでリズムを構築。その後、4回をブランドン・ワークマンがパーフェクト。
5回、6回はマーカス・ウォルデンが被安打1、与四球1ながらも無失点。
7回、8回はマット・バーンズがパーフェクト、そして9回にライアン・ブレイジャーが被安打1ながらも無失点で切り抜け、見事にブルペンだけで完封リレーを成し遂げたのでした!
レッドソックスのリレー | IP | H | ER | SO |
H・ベラスケス | 3.0 | 1 | 0 | 3 |
B・ワークマン | 1.0 | 0 | 0 | 1 |
M・ウォルデン | 2.0 | 1 | 0 | 1 |
M・バーンズ | 2.0 | 0 | 0 | 2 |
R・ブレイジャー | 1.0 | 1 | 0 | 1 |
オープナーと呼ぶには先発のベラスケスがちょっと長すぎるかもしれませんが、最初からリレー前提での起用という意味ではオープナーと呼んでいいかと思っています。
ボガーツが失点を防ぐ
実は結構、危ないシーンもありました。
5回裏、1アウト3塁の場面。マーカス・ウォルデンがピンチを招いていたのですが、ニック・アーメッドの高いバウンドのゴロをSSのザンダー・ボガーツが落ち着いて処理。ホームでアウトにしたのでした。ここで1点入っていたら、先制点だったので、その後のモアランドのHRも出なかったかもわかりません。
決勝点はモアランドの一発
そして7回表、ミッチ・モアランドが一発を放ち、これが決勝点となり、レッドソックスが1−0で勝利したのでした。
この勝利は先発陣にハートに火をつけるのではないでしょうか。
Dバックス先発のM・ケリーも好投
そしてダイヤモンドバックス先発のメリル・ケリーも好投しました。8回まで投げ、被安打4、失点1、奪三振9という素晴らしい内容でした。そのままボストンにつれて帰ってもいいんじゃないか?というくらいのナイスピッチングでした。
次カードはホームオープニング
レッドソックスはこれで温かい西海岸での開幕3カード11試合を終えました。成績は3勝8敗。
移動日を1日はさんで、いよいよ現地2019年4月9日にフェンウェイ・パークでのホームオープニングを迎えます。平日ですが、デーゲームで設定されています。
まだ夜は寒いでしょうからね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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