2015年13勝右腕も腰痛で今季0勝
現地2019年8月20日、オークランド・アスレチックスがスターターとして今オフ獲得したマルコ・エストラーダ(Marco Estrada )をリリースしたことがあきらかとなりました。
マルコ・エストラーダのプロフィールとアスレチックスの獲得時の事情は下記に記載しています。
リリースとなった事情
4月後半に腰痛が発症
マルコ・エストラーダは1983年7月5日生まれのベテラン右腕で、2019年7月に36才になりました。
2019シーズンは3月21日の日本開幕戦Game2に先発として登板。菊池投手のMLB初登板の相手でもありました。5回まで投げ、被安打5、失点3と中盤までナイスゲームメイクでしたが、狭いドームで懸念された被本塁打を2本浴びました。この時はマリナーズが5−4で勝利。マルコ・エストラーダに負けはつきませんでした。
その後、アメリカに帰ってからもローテーションを守り、5度目の先発となった現地2019年4月16日のアストロズ戦で3.1イニングで7失点。
今季2敗目を喫したのこのゲームが2019年シーズンの最後になりそうです。
腰痛でIL入りとなっていました。
ルーキーリーグからの調整も実を結ばず
なんとか復帰しようとマイナーでのリハビリに取り組んでいたマルコ・エストラーダは7月25日にはルーキーリーグで1試合登板。さすがに1イニングをパーフェクトに。
7月30日から2シングルAプラスにおいても3試合に先発。しかし、6.2イニングで自責点6、ERA 9.45と非常に苦しんでおりました。
8月に入り、トリプルAまで上がってきましたが、1試合、3イニング、4失点、3BBと結果が出ず。
アスレチックスの意向
「彼はリリーバーではなく先発向き」
メルビン監督も腰痛と戦っているマルコ・エストラーダにチャンスをずっと考えていたようです。
メルビン監督は「彼はリリーバーではなく先発向き」と記者に語っていたように先発おとして使う機会をずっと探していたようです。
実際、エストラーダのファストボールが140kmhほどなので、彼の後に出てくる投手が速く見えるのでやはり使いたかっただろうなと思います。それにベテランならではテクニックを伝授することにも期待していたのではないかと思います。
マルコ・エストラーダの2019年のスタッツは5試合に登板し、0勝2敗、ERA 6.85。
本当に腰さえよければ、非常に面白い投手なので残念です。どこか獲得してくれたらなと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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