ピッチャーが打つから面白いんだ!
現地2019年4月2日、ダイヤモンドバックスのザック・グレインキがすごいことをやってのけました。
ザックが2HRを放つ!
まずはザックの2本のHRを見ていただきましょう。
1本目は4回表、Dバックスが1−2でビハインドだった状況での3ランHR!
打者顔負けのセンターへの3ランHRでした。これでDバックスが逆転し、4−2。
そして、2本目は6回表。Dバックスが5−2で点差を広げた状況でのリードを広げる一発。これはソロショットで6−2に。
2013年シルバースラッガー賞を獲っているだけにさすがですね。ちなみにゴールドグラブ賞は5回獲得しています。
マウンドでも粘りの投球!
ペトコ・パークでのパドレス戦。今季2度目のマウンドに上がったザック・グレインキ。
前回の2019年3月28日のドジャースとのオープニング・ゲームでは4回持たず、被安打7、失点7、4HRと大炎上となる投球をしてしまいましたが、この日は粘りの投球を披露。
パドレスを相手に6回102球を投げ、被安打6、失点3、自責点3、奪三振10とナイスゲームメイク。ハンター・レンフローに2本のHRを許しましたが、失点3で抑えたのは大きかったです。
スコアは8-5でDバックスの勝利。
ザックに今季初勝利がついています。
スコア
だからユニバーサルDHは要らない
シーズン前にMLB機構側から選手会側に提示された改革案に、「ユニバーサルDHの採用」というのがありました。
「ユニバーサル」というのは「通常の」というニュアンスで用いられていて、平たく言えば、デフォルトでナ・リーグにDHを!という意味です。
確かにナ・リーグのゲーム運用は難しいと思います。デメリットは序盤のチャンスで投手に打順が回ってきても代打を出せないこと。これはちょっとゲームをしらけさせる面もあります。
しかし、投手はそもそもバッティングが良いもので、彼らが野球少年のようにバットを振るう姿を奪うのは楽しみがありません。
今回のザックのようなケースもありますし、別カードですが、マディソン・バンガーナーも現地2019年4月2日、HRを放っています。
やはり投手が打席に入ることは野球の原点だと筆者は思います。
ア・リーグにDHがあっていいですが、ナ・リーグにはそのまま残しておいてもらいたいものです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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