メッツとオリオールズが捕手をDFAに
現地2019年4月28日、厳しいニュースが入ってきております。
2人の捕手がDFAとなりました。
メッツ、トラビス・ダーノーをDFAに
まずメッツですが、バックアップ捕手のトラビス・ダーノーをDFAとしました。
トラビス・ダーノーは2007年フィリーズ1巡目指名の捕手。
2009年にロイ・ハラデーとのトレードでブルージェイズに移籍し、さらに2012年にブルージェイズがR.A. ディッキーを獲得したトレードでノア・シンダーガードとともにメッツに移籍した選手。
2013年にメッツでメジャーデビューし、以降はメッツ一筋でした。2014年に108試合に出場し、打率.242、HR13、RBI 41でROYの得票で7位にランクイン。
2017年には112試合に出場し、打率.244、HR 16、RBI 57を上げて活躍。
活躍が期待されておりましたが、ここ2年は結果が出ず。
特に2019年は打率.087が響き、今回DFAとなりました。
メッツはウィルソン・ラモスを獲得
メッツは2018年12月に正捕手としてウィルソン・ラモスを獲得。ダーノーはバックアップに甘んじることになっていたがゆえに余計にDFAとなりやすい立場でもありました。
トーマス・ニドをコールアップ
メッツはダーノーの代わりにトリプルAからトーマス・ニドをコールアップ。ウィルソン・ラモスのバックアップとして40Manロスター入りとなりました。
追記(現地2019-05-05)
トラビス・ダーノーですが、現地2019年5月5日、ドジャースと契約しました。
1年でリーグミニマムでの契約ですから、55万ドルというところかと思います。2018年12月にメッツと調停を避け、351万5,000ドルで契約していましたが、かなり下がりました。
メッツとの契約分ですが、リリースとなりましたので4月までの月割で終わるかと思います。契約は個別のケースがありますので、これは推測の域を出ません。すみません。
オースティン・バーンズ、ラッセル・マーティンがいる中なのでかなり厳しいと言わざるを得ないですが、心機一転力を発揮してもらいたいですね。
追記2(現地2019-05-10)
トラビス・ダーノーの追加情報です。現地2019年5月10日、レイズがダーノーを金銭トレードで獲得しました。背景はレイズの正捕手、マイク・ズニーノのIL入り。ここで活躍すれば面白いですね。
オリオールズ、ヘスス・スクレをDFAに
もう一人、DFAとなった捕手がいます。オリオールズのヘスス・スクレです。
ヘスス・スクレは開幕戦でもマスクをかぶり、今季は20試合に出場し、そのうち15試合はゲーム最初から最後までマスクをかぶっていた捕手。
打率が.213、HR0と確かに物足りない数字ではありましたが、捕手としてはこんなものかと思います。
守りのパスボール3つはワーストでもありませんが、ALワースト3には入っています。ちなみにMLB1位はウィルソン・ラモス(NYM)の5つ。
許した盗塁は4/8。4個許したというのはヤディアー・モリーナと同じ数字で盗塁阻止4は11位。1位はリアルミュートの11。これはすごすぎますね。
よって特別打つわけでもなく守備も際立っていないという判定をされたと思います。
捕手にはペドロ・セベリーノ
オリオールズは正捕手として25才のペドロ・セベリーノを起用。
バックアップにトリプルAからオースティン・ウィンズをコールアップさせました。
チャンス・シスコを上げないのか!?
また、オリオールズにはチャンス・シスコというすでにデビュー済みで、今スプリングトレーニングで4HRを放ったいい捕手がいるのですが、開幕前にトリプルAに落としたきりです。
トリプルAでは打率.188とちょっと苦しんでおります。
シスコはまだ上げないようですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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