ブルージェイズがヤンガービス・ソラルテを獲得
今オフはなかなかFA選手の動向が定まりませんが、そろそろ各チームともに構成を決めて行きたい局面になってきましたね。
そんな中、トロント・ブルージェイズがディールを決めました。
サンディエゴ・パドレスのユーティリティ内野手で攻守のバランスのいいヤンガービス・ソラルテ(Yangervis Solarte)の獲得を決めました。契約年数などは今のところはわかっていませんが、若手とのトレードになります。
ソラルテとは
ヤンガービス・ソラルテはベネズエラ出身の30才の内野手で、2014年ヤンキースでメジャー・デビュー。同年のトレード・デッドラインでパドレスに移籍し、2017シーズンまで4年間を過ごしました。
2017年の成績は、128試合に出場、打率.255、OBP.314、HR 18、RBI 64という成績。この人の価値は内野を4箇所守れるということ。SSまでこなせるのは非常に魅力です。打撃成績は飛び抜けてはいませんが、年間20本前後のHRと、.260ほどの打率は期待できることから、ピッチャーも気を抜けない選手です。
TORの内野
ブルージェイズはいい選手を獲得したと思います。ブルージェイズの内野は3Bがジョシュ・ドナルドソン、SSがトロイ・トゥロウィツキ−、2Bがデボン・トラビス、1Bがジャスティン・スモークとほぼ固まっておりますが、ソラルテの獲得でぐっと層は厚くなったと思います。
怪我人も出るかもしれませんし、トゥロなどはときどきDHで出したいでしょうからね。
TOR→SDP
ブルージェイズからパドレスには、2017年シングルAに所属した外野手のエドワード・オリベラス(Edward Olivares)と2017年トリプルAにも所属した右腕のジャリッド・カーカフ(Jared Carkuff)が移籍します。
オリベラスは21才。2017年はシングルAレベルで17HR、20盗塁を決めており、長打と足が使える期待の若手です。
カーカフは24才の右腕。もう少しで完成されるレベルの投手です。2017年の最後はトリプルAで終わりました。シングルAマイナス、シングルAプラス、トリプルAの3つのレベルでの平均が3.86 ERA、 2.1 BB/9、 7.3 SO/9 ( 63 innings)です。奪三振と与四球のバランスを考えると結構いい投手ではないかと思います。
パドレスは牧田投手の加入も決まりましたし、2018シーズンはぜひとも首位争いをしてもらいたいところですね。と言っても、ライバルのドジャースは巨大戦力ではありますが、なんとか頑張ってもらいたいです。これから1月半ばにかけてトレードが活発になりそうです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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